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【エンジニアが教える】ピッチ補正の色々とおすすめソフト!

投稿日:2017年3月11日 更新日:

こんにちは。SoundTreatmentのYouKです。

あなたはピッチ補正ってご存知でしょうか?

現在メジャーで出回っている作品の殆どは「ピッチ補正」という処理が加えられています。

ピッチ補正とは「歌の音程を補正する」という作業の事を呼びます。

昔は一般的ではなかったですが、DTMソフトの低価格化を受けて一般人でも広く知られる様になりました。

いまとなって無料のピッチ補正ソフトも出て来ているくらいです。

今回はそんな「ピッチ補正」について考えていきたいと思います。

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まずはおすすめのピッチ補正ソフトをまとめてみました!

Melodyne4 簡単に使いたい初心者におススメ!

手軽に初心者でも簡単に扱えるピッチ補正ソフト。Melodyne4

ピッチ補正の定番ソフトの一つです。値段も2万円〜とお手軽です。

良いところは初心者でも取っ付きやすく見やすい画面ですね。

扱い易いので僕はハモリ生成など、サブ的に使っています。

AutoTune PRO 拘りたい人は絶対これ!

僕が仕事でメインで使っているピッチ補正ソフトはこれです!(これとは違う前のバージョンだけど…)

細かいピッチのニュアンスまで自由自在に操る事ができます!

音質面、自由度に優れていて、拘りたい人は絶対にこのソフトがおすすめです!

ピッチ補正を依頼したい場合はどうする?

ピッチ補正を誰かに頼みたい場合は、レコーディングエンジニア、若しくはMIX師に依頼しましょう。

料金的には3000円〜2万円くらいまでピンキリです。

ピッチ補正の上手さもピンキリ!

レコーディングエンジニア、MIX師といってもピッチ補正の上手さはピンキリです。

ピッチ補正は音楽的な知識や音感が必要になるので、

楽器や音楽経験の無い方だと不協和音になってしまう音程や不自然な音階に音程を合わせてしまう場合があります。

めちゃくちゃなピッチ補正をされると結構ショックが大きい

とあるメジャーの歌手Aさんの話をあげると…

Aさんをいつも担当するレコーディングエンジニアさんが、ある時、

あまりの多忙さに、ピッチ補正だけ別のエンジニアに投げた事があったそうです。

そのエンジニアさんはピッチ補正があまりお上手でなかったらしく、

音階や歌のニュアンスがめちゃくちゃになってしまったそうで…

「こんな歌私の歌じゃない」とアーティストAさんは泣いてしまったそうです。

じつはこれ意外に少なく無い話なんですよね。笑

ピッチ補正は音楽経験の豊富な人に頼もう!

ピッチ補正は機械的な作業というよりも、かなり音楽的な感覚が重要な作業です。

ピッチは「歌の表現」まで影響が出てきますので、音楽経験の豊富な人に頼む事が大切です!

僕もアシスタントとしてピッチ補正のスタッフを日々募集しているのですが、

なかなか良いクオリティーのピッチ補正が出来るエンジニアは数少ないです。

そもそもピッチ補正って何ぞや

そもそもピッチ補正ってなんなのか?

簡単に言うとボーカルや楽器の音程を補正する事ですね。

生演奏は音程がわずかに揺れている

人間ですから凄く上手い歌い手さんや楽器の奏者でも必ず音程は揺れたり多少ズレたりする物です。

例えばクラシック音楽のように全部が生楽器であればよっぽど下手でない限りこの「わずかな音程の揺れ」って気にならないんですよね。

パソコン(DTM)を使ったシュミレート演奏と生演奏の距離感

現代の音楽の殆どは「打ち込み音楽」と呼ばれていて、パソコンで楽器をシュミレートしています。

「打ち込み音源」は、最近ではかなりリアルな演奏をシュミレート出来るようになっているんですが、

打ち込み音源はかなり正確な音程で演奏されることが殆どです。

そうすると、機械で超正確な音程で演奏されているカラオケから、生演奏の歌声だけが浮いて聴こえてしまったりするんです。

それをピッチ補正で音程を補正してやることで、しっかりカラオケと歌の距離感が埋まるんです。

これが音楽的なピッチ補正の使われ方です!

もちろん「歌の下手な部分を補う」という使われ方もしますけどね…笑

「ピッチ補正は悪」って価値観が蔓延してる??

歌ってみた動画のコメントなどで「補正感が気になる」「補正感が強い」などのコメントをたまに見かけます。

“補正感”とは恐らく歌のピッチ(音程)補正を行う際に際に現れる「機械感」や「ケロリ」のことを指すのだと思います。

ちなみに、あえてピッチ補正を強くかけた物を「ケロケロボイス」と呼んだりもしますね!

こういった技とピッチ補正を強くかけた歌の代表的な例として、J-popでは「Perfume」などが有名ですね。

なんだか最近の風潮的として、「ピッチ補正」は悪という価値観が蔓延している様に思います。

実際「Perfume」が音楽番組に出ると「機械で声作ってんじゃん」「ライブで歌ってないじゃん」なんて否定的な意見を言っている人が結構多くいます。

でも、ケロケロボイスっていわば音楽的なエフェクトですからね。個人的には的外れな意見だと思っています。

「歌が下手だから無理矢理音程をコントロールしている」というのとは訳が違いますからね。

これを全て「ピッチ補正ってずるい!!悪だ!!反則だ!!」みたいに思ってしまうのってなんだかなあって思います。

ピッチ補正の始まり

ピッチ補正ってそもそもなんぞやって言う話です。

ピッチ補正の代名詞、ピッチ補正のソフトと言えば「Auto-Tune」です。

これはレコーディングスタジオでも定番のピッチ補正ソフトです。

「Auto-Tune」はある石油会社の技師が地震データ解析用ソフトが音程の補正にも使えることを偶然発見したのが開発の始まりだったようです…笑

なんという奇跡でしょうかね。

そこからAuto-Tuneはロボットボイスを作るエフェクターとして普及し始めて、

2000年代くらいからだいぶ音程補正としての地位を獲得した様に思います。

現在となっては音楽スタジオの必須ソフトです。

ピッチ補正の目的は?

“ピッチ補正”って聴くと、「なんだ歌が下手なのをズルして補正してんじゃん!」って言う風に思う方が大半かと思います。

ところが本来の“ピッチ補正”ってそういう使い方じゃないと思うんです

実際の音楽スタジオでは“下手な歌を直す”といったピッチ補正の使い方はあまりされません。

どんなに上手いシンガーでも流通に乗ってるCDの歌は大抵Auto-Tuneがかけられていますし、

神懸かり的に上手いシンガーでもAuto-Tuneを使っていると思います。

これは一般人が思う“ピッチ補正”とはかけ離れたものなんですよね。

本来のピッチ補正の役割って、ピアノやギターの「調律」と同じ考えで、

歌の音程感を他の楽器と寄り添うように調整するものだと思います。。

特に昨今はデジタルで楽器をシュミレートして“打ち込み”された音源が殆どです。

人間が楽器を演奏すると僅かに音程がズレたり、リズムがズレたりするものですが、

デジタルで打ち込むと、音程が結構ぴったりなんですよね。

そんな100%機械的に正しい音程だらけの中で、歌だけが「人間」だと通常ピッチの揺れが気持ち悪く抜けて来たりするんですよね。

こういうのをピッチ補正で整えていきます。

プロの現場だ使われているピッチ補正の意味は「調律」という風に捉えて良いんじゃないかなと思います。

あとは、「感情表現やニュアンスが神懸かり的に良いのに、音程が少しズレていてもったいない…」なんて時にピッチ補正を使ったりする場合もありますね。

そういう意味でピッチ補正って「ズル」じゃなくて「音楽的な手法」だと思っています。

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歌ってみたの場合どうだろう?

じゃあ大きな意味で「素人」が歌う場合のピッチ補正ってどう考えるべきでしょうかね?

これは個人的な見解ですが、「ピッチ補正」なのか「ピッチメイク」なのかでだいぶ違ってくると思うんですよね。

先ほど説明した様に、「調律的なピッチ補正」っていうのは凄く音楽的ですよね。

ニュアンスを生かす為だったり、より歌をオケと寄り添わせる為だったり…。

こういうピッチ補正は寧ろ多いに使われるべきだと思うんですよね。

こういう音楽的な技術は使われなきゃもったいないです。

ただこれが「ピッチメイク」になってくると話が別なんです。

ピッチ補正の悪用??

正直なところ技術力が高ければ、ピッチ補正の悪用というか、反則みたいなことが出来ちゃったりするんです。

ちょっと下手くらいな歌だったら、結構上手なレベルまでピッチ補正・リズム補正で作り上げることが出来ます。

これはかなり技術力が必要ですけど。

これって言わば“反則”と言えると思います。言ってしまえば文句が出るのも仕方ないです。

SoundTreatmentでは、歌の初心者の方等から依頼を受ければそこまでやっちゃいますけどね…苦笑

というのも歌のうまい人も、そうでない人も、出来るだけ高いクオリティーに仕上げるのが仕事だと思っているからです。

ここは有償MIXと無償MIXの大きな違いです。

ただ基本的にSoundTreatmentの依頼者、歌のレベル高い人が多いですけど…笑

歌ってみたのプリクラ

正直なところ、初心者の歌い手さんにとってSoundTreatmentって“歌ってみたのプリクラ”みたいな物だと思うんですよね。

歌が上手い方はより上手く聴こえるようにMIXするのはもちろんですし、

歌がまだあまり得意ではない方も、上手く聴こえる様に大改造劇的ビフォーアフターなMIXをします笑

そういう意味でも、ピッチ補正は「調律的・音楽的に」やる場合もありますし、「ピッチメイク」としてやる場合もあります。

基本的には歌のお上手な歌い手さんが多いので、音楽的にピッチ補正しますけどね♪

ただ、「ピッチメイク」って悪く思われるかもしれませんが、

ピッチメイクされた音源って「自分の完成系」だし「自分自身のお手本」だったりもするんですよね。

「あーこうやって歌えばいいのか」「あーここがダメだったのか」とか歌が上手くなる為の新たな判断材料になると思うんです。

あとは単純に「上手く聴こえて嬉しい」ですし…笑

初心者の方は特に“歌ってみたのプリクラ”を利用してみるのもありだと思います。

上手い人も下手な人も

個人的には上手い人も下手な人もピッチ補正どんどん使ったら良いと思います。

ただ良く無いのは「ピッチ補正に甘える事」だと思います。

「なーんだSoundTreatmentに頼めば適当に歌っておいてもカッコ良くなんじゃん。」

みたいな感じになると歌い手として終わりますから…笑

歌い手ってライブありきですからね。

でも、カッコ良く聴こえる方法があるなら貪欲にどんどん活用していくべきです。

ただひたすらに“音源のクオリティー”を求める。それって凄く良い事だと思いませんか?

まとめ

今回は少し長くなりましたが、「ピッチ補正は悪か」どうかという点について考えてみました。

考え方は人それぞれだと思いますが、僕はピッチ補正はどんどん使ってもらって良いと思います。

よく「補正感が」って言われる事ありますが、結構Auto-Tuneをかける前の素の状態で“歌い方的にケロッて”聴こえる事があるので、

ミックス師にお願いする前に一度確認しておきましょう。

あと「補正感が」って言われる場合は、EQのハイが単純に強調されているだけだったりする場合が多いです。

依頼者に「補正感を緩めてください」って言われる時は基本ハイを落とすと解決します笑

(企業秘密をバラしてしまった…)

人間の耳って案外適当ですからね笑

 

そして今回の記事は結構大げさに書いてしまいましたので、一部御弊があるかもしれません^^;

ピッチ補正はどんどん利用したら良いと思いますが、

一番大事なのは「ピッチなんてどうでも良いくらいの説得力がある歌」を歌える様になる事だと思います。

シンガーはライブのパフォーマンスが命ですからね♪

あなたの歌い手生活を私も応援しています!

あなたも機会があればSoundTreatmentの「歌ってみたのプリクラ」是非体感してみてくださいね♪

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2013年にYouK名義の活動開始。ミックスを担当した作品の再生数が次々と増え、10万再生も突破。口コミで依頼が殺到。特殊エフェクトを用いた声やオケの加工も得意。2017年SoundTreatment設立。
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