この記事のまとめ
これから歌ってみたをはじめようと考えているあなたへ!
このページでは高音質でコスパの良い「宅録機材」を選ぶ方法をまとめてみました◎
じつは、多くの人が機材選びで損をしているんです…
まちがった機材選びは、お金を損してしまうだけではありません。
知らず知らずのうちに録音した声のよさが半減してしまったり、まちがえた機材を通した声を自分の声だと思い込んでしまう危険もあります。
せっかく良い音で録音しようとしているのに、それでは本末転倒です。
目次
「初心者向けの機材」を選ぶ上で大切な考え方
最低限の性能を抑えて、できるだけ安い買い物をする。
これこそが「初心者向けの機材」の大切な考え方です。
ポイント
初心者は中途半端な性能や、中途半端な値段帯の機材を買ってしまいがち。
これが多くの失敗に繋がる理由を解説していくよ!
最低限抑えて欲しい3つの性能とは?
「低音から高音までバランスの良い音」「ノイズがのらない」「すぐに壊れたりしない」
この3つが初心者の機材選びの際に必要なポイントです。
なぜなら、この3つさえ抑えていれば、初心者には十分な宅録環境を構築出来るからです。
機材選びで失敗するのは「中途半端な買い物」
初心者の機材選びで大切なのは、最低限の性能を抑えつつ出来るかぎり安い商品にこだわる事です。
初心者にありがちな行動
・高級な機材を買っても思うように行かず、飽きて辞めてしまう
・宅録にハマって、もっと本格的な良い機材が欲しくなる
・上級者になったとき、今の機材が自分の好みの音でないことに気がついた
宅録の初心者は、上記のようなリスクを抱えています。
「宅録を辞めてしまうパターン」「機材を買い換えるパターン」どちらの場合も、最初の機材は無駄になってしまうことが多いです。
最初に出来るだけ安い機材を選んでおくと、このリスクを最低限まで抑えることができます。
宅録に必要な機材の種類は主に3つ
▼宅録の三種の神器 ①オーディオインターフェイス ②コンデンサーマイク ③モニター用ヘッドホン
パソコンやスマホがあれば、主に3つの機材を買うだけでで宅録が始められるんです。
機材を選ぶのが面倒な方はスターターセットを選ぼう
スタートパックとは?
・宅録に必要な機材が一括で全て揃う
・必要機材がセットになって割安
・機材の買い忘れ、買い間違えが無いから安心
1つ1つの機材を選ぶのがめんどくさい場合は、宅録に必要な機材が全てセットになっている「Focusrite社のスタートパック」がこのお勧めです。
このセットを作っているFocusrite社は、プロのレコーディング機材も作っている有名会社で、音質や品質はもちろんお墨付きです。
機材を選ぶワクワク感や、1つ1つ選んでいく楽しみは少ないですが、家に届いたら直ぐにでも宅録を始めることが出来るのはとても嬉しいです。
ただし、スマホには非対応のため、パソコンだけで音楽制作を完結させる人向けです。
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宅録の主要3つの機材について詳しく解説
1.オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスは、パソコンやスマホと音楽機材を高音質でつなげる為の橋渡し的な存在です。
マイクなどで録音する音質の良さはもちろんですが、自分の演奏や普段聴く音楽も高音質で聴き取ることができるため、演奏の上達にも繋がります。
パソコンやスマホに直接ヘッドホンやマイクを繋ぐのはダメ?
パソコンやスマホに最初から付いてあるヘッドホンやマイクの端子は、宅録には適しません。
ノイズが乗ってしまったり、音楽に必要な低音部分がカットされてしまったり音質面で使えないことが殆どです。
また処理速度が遅く、自分の演奏が遅れて聞こえてしまったり、自分の演奏が正確に聞こえ難かったりデメリットが多いです。
オーディオインターフェイスのオススメはこれ!(録音ソフト付き)
おすすめのポイント
◎パソコンとiphone両方に対応
◎マイクや楽器を最大2つまで同時に繋ぐことが出来る
◎ヘッドホンとスピーカーを同時に使用可能!
このオーディオインターフェイスの特徴は、パソコンとスマホ(Win/MacのほかiPhone/iPad)両方に対応していること。
自宅だと苦情が来そうと不安な方は、カラオケなどでも手軽に機材をもちごんで録音ができますね!
また初心者にオススメの録音ソフト「Studio One Artist」が付属してきます!
音質や性能も十分で、USBバスパワー駆動なので、電源やACケーブルを持ち運ぶ必要もありません。
\\パソコンやiphoneで本格的な宅録をはじめてみよう//
2.コンデンサーマイク
コンデンサーマイクは高音質かつ、色付けの少ないありのままの音を収録することに特化したマイクです。
ライブ映像で見かけるようなハンドマイク(ダイナミックマイクといいます)は壊れにくさや扱いやすさ重視なのに対して、
コンデンサーマイクは少し扱いが繊細ですが、音質重視のマイクと言えます。
スマホやボイスレコーダーを使ったらダメ?
最近のiphoneのマイクはかなり改善が進み、その音質は昔に比べると驚くほど高音質です。
ですが録音の際にノイズが乗ってしまったり、音のバランスが悪くなってしまいがちで、録音用コンデンサーマイクには敵いません。
最近は比較的安いコンデンサーマイクでも、CDの音質にも一聴では負けず劣らないような高品質なものが多いです!
自分の歌や演奏をより繊細に録音するためにも、宅録にはコンデンサーマイクを使用しましょう!
コンデンサーマイクのオススメはこれ!
おすすめのポイント
◎高音質でバランスの良い音が収録できる
◎最強のコストパフォーマンス
◎専用スタンドマウントが付属している
1万円というかなり安価なコンデンサーマイクにも関わらず、これほどの高品質を担保している事はかなりの驚きでした。
このコストパフォーマンスは中々再現できるものではなく、ノイズや耐久性の問題もなく、高音質な音を収録する事ができます。
安価だと初心者も気兼ねなく扱えますし、気軽に持ち運びができるマイクとしても重宝しますよ◎
\\コンデンサーマイクで自分の歌を本格的に録音してみよう//
モニター用ヘッドホン
モニターヘッドホンは音楽制作に特化した高音質で、フラットな音質のヘッドホンです。
音楽制作においての「顕微鏡」的存在なのがモニターヘッドホン。
正確な演奏を聞き取れるようになることで、より正確な演奏が出来たり、演奏自体の上達へも繋がります。
見落としがちですが、演奏のし易さや録音後の編集作業にかなりの影響が出るため、モニターヘッドホンは必ず導入しましょう!
普段使っているイヤホンを使ったらダメ?
通常のヘッドホンやイヤホン(リスニング用)は、低音や高音が派手に聞こえるように脚色されていたりする事が多く、音の聞き分けがしづらいです。
また音が脚色されているヘッドホンを使用すると「このヘッドホンだとよく聞こえるのに、こっちのヘッドホンで聞いてみたらショボかった!」なんて事が多発します。
モニターヘッドホン無しでの宅録は、色眼鏡を掛けながら絵を描いているのに近いですので、モニターヘッドホンの導入は必須と言えます。
ヘッドフォンのオススメはこれ!
おすすめのポイント
◎高音質でバランスの良い音質
◎プロのレコーディングスタジオ定番モデル
◎コストパフォーマンスに優れている
ヘッドフォンについては他の機材と違い、プロのレコーディングスタジオ御用達の定番モデルを紹介します。
プロ御用達と聞くとすごく値段が張りそうですが、1万円代後半で買えるのは意外ですよね。
自分の演奏を正確に聴き取ることが出来るのはもちろん、フラットな音質で色々な音を聴き分け出来るので、音楽を聴くのがとても楽しくなります。
\\モニターヘッドフォンで繊細な音まで聴き取ってみよう//
主要3つの機材以外に、必要な備品は?
宅録では「オーディオインタフェース」「コンデンサーマイク」「ヘッドフォン」の主に3つが大きな買い物になります。
ですが、実際には細かな備品なども必要になってきますので、これだけ揃えればいい最低限の備品を紹介しておきたいと思います!
どれを選んでいいのかわからない方も多いと思いますので、先ほど紹介した3つの機材に対応している商品をチェックリストでお作りいたしました◎
必要な備品のチェックリスト
・マイクケーブル
・マイクスタンド
・ポップガード
マイクケーブル
信頼のオーディオテクニカのマイクケーブル。オーディオインターフェイスとマイクを繋げます。
長すぎるとノイズの原因になりますが、短すぎても長さが足りなくなるので3Mくらいがちょうど良いです◎
マイクスタンド
マイクスタンドはブーム型とストレート型2WAYとして使えるタイプ。
ケースもついているので持ち運びにも便利です。
ポップガード
マイクへの吹き込みノイズと、マイクの汚れを防ぎ為に必要なのが「ポップガード」です。
マイクスタンドに固定して使用するタイプです。
マイクとの距離を一定に保つ為にもポップガードは必ず使用しましょう。
☆番外編 あると便利な宅録グッズ
譜面台
スマホスタンド