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ボカロ曲解釈

【“雨”に隠された真実】『雨とペトラ』の歌詞解釈・意味を徹底解説!

更新日:

独特な曲調と世界観で人気を博しているボカロP・バルーン

本記事では、そんなバルーンさんが手がけた異彩曲『雨とペトラ』の歌詞に秘められた意味について探っていきましょう。



雨とペトラ

バルーン氏28作目の一曲。

オリジナル動画で使われているイラストは、Twitterでも人気の絵師・アボガド6氏が手がけている。

バルーン氏曰く「雨の日に人を待ってる時に聞くといい感じになる」とのこと

MVから分かる主人公像と「ペトラ」の意味

本作のMVでは、人のいない色褪せた街で一人の少女と黒猫が佇んでいる様子が描かれています。

イラストの色彩や水たまりにたまる雨など“どこか暗い雰囲気”に包まれているのが特徴。

このビデオから分かることは「曲の主人公は少女で寂しさを抱えて暮らしている」という封にも解釈できます。

「ペトラ」の意味とは?

ペトラとはギリシャ語で「崖」を意味します。

また、もう一つ覚えておいてほしいのが世界遺産に登録されている「ペトラ遺跡」です。

本遺跡は、かつては栄えた都市としての名残りを意味する文化資産として貴重な遺跡とされています。

昔は栄えていたものの、今となっては誰の目にも触れられていない“寂しい場所”の比喩としてペトラが使われたのではないでしょうか。

その寂しい場所というのは現実世界のことなのか。それとも少女の心を示したものなのか・・・

終わりを待ち続ける人々

「空が灰になる」とはどういう解釈ができるでしょうか。

何かを燃やすとそれは灰になってボロボロになってしまいます。それと同じように、いま見上げている空もいつかは燃え尽きてボロボロになってしまう。

つまり、「いま生きている世界もいつかは終わってしまう」というネガティブな思考が読み取れます。

「妄想の日々の中、日々を喰らっている」

やがて終わるがくるという現実、そして終わりがきたらどうしようという妄想

この2つの考えに囚われながら、もがきながら生きている人達の弱さ・やるせなさがこの歌詞からは読み取ることができます。

日々を「過ごす」のではなく「喰らっている」

まるで、どれくらい残っているか分かる食材を食べるように日々を生きている現実感からは逃げられないのです。

境界線と共感覚

共感覚の意味とは?

「共感覚」とはある刺激に対して“通常の感覚”だけでなく、

異なる種類の感覚を生じさせる一部の人にみられる“特殊な知覚現象”のことを共感覚と言います。

例えば、共感覚を持つ人は「文字を色で感じる」や「音に色を感じる」など、他の人とは違った感覚で物事を見ているのです。

女性の高い声を「黄色い声」などと表現する時がありますが、共感覚を持つ人間からすると、実際に声に色がついて見えていると考えてもらえれば分かりやすいでしょうか。

「違い」を感覚のせいにする。その繰り返し

歌詞の解釈に戻りましょう。

「境界線を引いてしまうのも共感覚のせいにする」という部分から、人とは違う感じかたをするたびに、共感覚だから仕方ないと思ってしまう主人公の思考が読み取れます。

“せいにする”ということは、この思考に後ろめたさを感じていることも同時に想像がつくでしょう。

共感覚という言葉を使っていますが、この歌詞は現代人の思考に通ずる部分が多いと思うんです。

「あの人とは違う」と思いつつ無理に合わせて、自分を押し殺して生きている人なんて沢山いるのではないでしょうか。

そんな閉塞感。諦念思想がこの歌詞から伝わってきます。

でも簡単に人生を諦められないのが人間という生き物。誰でも簡単に諦められるのであれば、生きている意味などないに等しいのですから・・・

「自分の居場所がある」信じて街を歩き続ける主人公。世界の終わりを知っているのにそれでも誰かにすがりたくなる人間のワガママさとある種の可愛らしさが込められた歌詞と言えるでしょう。

それでも笑っていたい

生きることの意味を探したいのに見つからずに塞ぎ込んでいる主人公。雨に濡れることで自分の寂しさと愚かさを同時に感じてしまい、切ない涙が頬をつたってしまうのでしょう。

輝いて見えた過去の思い出に浸ろうと目を瞑ってみても、その思い出は日に日に霞んでいくばかり。

そんな暗い感情に包まれている自分が可愛くもあり、同時に嫌いで仕方ない。

感傷に浸っている人間というのは、客観的に見たら痛いものです。それを知っているからこそ、降っている雨に身を任せ、全部を洗い流してほしいと主人公は叫んでいます。

そして繰り返される閉塞感がただよう日々

ため息をつく瞬間を考えてみてください。

安心した時に出るときもありますが、この歌詞からはそんなポジティブさを感じることは出来ません。

疲れ切ってやっとのことで終わる一日に対して出る「ネガティブなため息」と考えるのが自然でしょう。

世界の終わりを感じながらも「そんなことないよ」と優しい嘘をつく人々。嘘だと分かっているのに、その嘘を信じることで何とか日々を生きながらえているのが現代人なのです。

水たまりの中で静かに揺れる月は閉塞感を癒すようにも、不安を煽るようにも解釈出来ます。。

それでも生きる

ここまでネガティブなことを言うくらいなら死んだほうがマシだと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、そこまで簡単に生を絶つことなんて出来るでしょうか?

優しい嘘を真実だと思い込みながら生きることこそが人生の真意であり、嘘を嘘だと見破った瞬間に人は生きる意味を見失ってしまうのです。

一人では生きられない生き物

夜がきて暗さに包まれてしまったら、きっとネガティブな自分を責めてしまう。本当はそんなことしたくないのに。

それでも満足できない毎日の中で輝く夢と絶望の狭間で生きていくしかないのです。

「取り残されてしまう前に手を伸ばしてくれ」

このままでは駄目だ。誰か私と一緒に生きてほしいという主人公の寂しさが爆発した瞬間です。

絶望感に溢れた毎日の中でも何とかして生きなくてはならないという“本当の想い”がやっと聞けました。

「自分はネガティブだ」と受け入れることで一歩前に踏み出すことが出来ると信じましょう。

寂しさはきっと雨が洗い流してくれるはずなのだから・・・

まとめ

現代が漠然と抱える寂しさ・閉塞感を雨に濡れる少女をモチーフに描いた『雨とペトラ』

確かに暗い内容ではあります。しかし、「絶望の中にある美しさ」をここまで綺麗に描いた曲も中々ないのではないでしょうか。

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tassan

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