【MIX師が秘密を明かす】リバーブで簡単に歌が上手く聴こえる方法

こんにちは。SoundTreatmentのYouKです。

みなさんリバーブってご存知ですか？？

今回は歌をカラオケに馴染ませたり、上手く聴こえさせるエフェクト！

「リバーブ」について記事にしてみようと思います！

リバーブってなに？？

「トンネルやホールの響き」それこそがリバーブです！

トンネルやホールで声を出すと、声が反響して聴こえますよね。

「反響音」のことを音楽用語でリバーブと呼びます。

カラオケではリバーブの事をエコーと呼んだりしますよね！

リバーブと似てる？「ディレイ」との違いは？

ディレイはリバーブと同じ反響系のエフェクトです。

ディレイは、リバーブと似ていますが、

声が“やまびこ”のように連続して帰ってくるエフェクトの事を刺します。

レコーディングや宅録の際にもリバーブは重要？

歌い手のみなさんは、レコーディングの際にリバーブってかけてますか??

これは人それぞれだと思いますが、リバーブをかけて歌った事が無い人は試しにやってみる価値はあります。

特にバラードや静かな曲は、リバーブがあったほうが気持ちが乗ったり、歌い易くなったりますからね!

ただ難しい用語になりますが、リバーブを「インサート」してしまうと歌に機械的な遅れ(レイテンシー)が発生しますので、

必ずAuxでリバーブをかけましょう。

この辺の詳しい事はまた今度解説する事にします。

MIXにおいてもリバーブは重要

歌ってみたをMIXする際にも必ずリバーブをかけます。

先ほどにも書きましたが、リバーブを書ける事で歌を馴染ませたり、幻想的に聴こえさせたりする効果があります。

実際のCDなどでは、リバーブやディレイがかかってない様に聴こえる曲でも、

歌を馴染ませる為にうっすらとリバーブやディレイの処理が施されています。

全くなにもかかってない状態だと歌が浮いて聴こえてしまいますからね^^;

リバーブって奥が深いです！

リバーブってめちゃくちゃ奥が深いです。

リバーブをしっかりと理解しないと、リバーブ自体が歌を邪魔していたり、

寧ろ歌が下手に聴こえるようなMIXにしてしまいます。

これは「単にリバーブをかければ歌が馴染む」と思いこんでいるしまう事が原因だと思います。

リバーブには沢山の種類と複雑な設定がある

リバーブには主に「Hall」、「plate」、「room」の３種類があります。

またそれぞれで反響の長さや、反響の音質、反響の遅れなど様々な要素をコントロールしていきます。

SoundTreatmentではその３種類のリバーブをブレンドしたり、場面毎に使い分けたりしています。

「リバーブの音質」の調整がキモ！

また「リバーブの音質」の調整はかなり重要で、

これが出来ていないと「素人がカラオケで歌ってみました」みたいなしょぼい歌になってしまうことも！

僕がミックスする場合は、リバーブの設定はヴォーカルを綺麗に聴かせたいところだけリバーブを足したり、逆に引いたり。

語尾が綺麗に聴こえる様に語尾だけリバーブをかけたりと、かなり細かく調整します。

ディレイなんかも数種類用意して、Aメロ・Bメロ・サビで使い分けたりします。

ディレイの話はまた今度にしましょう…笑

リバーブで奥行き感、幻想感を演出することも可能

僕がMIXする音源は結構複雑にヴォーカルが絡んでくるような曲も多いので、

メインヴォーカルを邪魔しない様に、クロスするヴォーカルにリバーブで奥行きを付けてあげたりもします。

また、ハモやコーラスも同様です。

これは以前の記事でも紹介しました♪

歌とオケの距離感の調整や、リバーブを綺麗に聴かせる技はやっぱり素人の方には難しいのかなと思います。

ここは僕の得意分野なので、お客さんに「リバーブ感やディレイ感がたまらなかったです！！」と良く言って頂けます笑

こういった一つ一つの作業がSoundTreatmentのクオリティーに繋がっているのだと自負しております♪

まとめ

今回はリバーブの事について記事にしてみました♪

ぜひレコーディングの際にもリバーブをかけてみてはいかがでしょうか？

あなたの歌い手生活が充実するよう応援しております♪

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