皆様二度目まして、soundtreatment様の読者ライターをさせて頂いております、紬です。
寒くなりました。本当に寒いです。でも私は冬のお洋服(ニットやタイツ)が好きなので、個人的にはわくわくしています(#^.^#)☆
さてさて!今回はなんと大人気歌い手のEveさんが作曲されたボカロ曲「ナンセンス文学」の解釈と筆者おすすめ歌ってみた動画まとめをご紹介させていただきたいと思います!
解釈に関しましては、とても難しい楽曲でしたのでかなり私の自己解釈多めになってしまうかなと思うのですが・・・
そこもボカロの醍醐味ということで← さっそくお話していきましょう。
ナンセンス文学とは?
そもそも、ナンセンス文学とはなんのか?ネットで調べてみると、
「常識的な約束事や論理性を無視し、壊そうとするような文学の総称。」
「ナンセンスの文学的な効果は意味の欠如よりも意味の過剰によってもたらさせる。」
「ナンセンスの本質はユーモアに属すが、意味を成すことによって面白みを引き出すのが大多数なのに対し、意味を成さないことによっ成立するユーモアである。」
と、あります。
ちょっと難しいですが、欠けてしまっている未完成品なのではなく、意味が成さないそのものが、ナンセンスという一つの表現として成り立つよ!って感じでしょうか。
実に奥深いですな・・・。
ナンセンス文学の解釈
ではこのことを踏まえた上でEveさんが作曲された『ナンセンス文学』の歌詞を私なりに解釈していこうと思います!
歌詞を読んてみると、主人公である「僕」が病んでしまって精神が狂い、今までとは違った新しい自分になっていくような流れなのかな、と思います。
精神的に追いつめられていく描写
1番のAメロに「吸って 吸って 吐き出せない」とありますが、息を吸っているのに吐き出せていないのは、過呼吸いなってしまっているからだと考えられます。
かなり追い詰められて病んでしまっているのではないでしょうか。
「へそまがりなアンタに嫌気がさしていく」の「アンタ」はだれか特定の一人ではなく、主人公を苦しめている大衆の目や環境などを指しているのかなと思います。
Bメロで 視点が変わる??
Bメロに関しては視点が最初の主人公から変わっているような気がします。
『ナンセンス文学』はMVもすごく独特なものになっておりかなり注目されていますが、黒い布を被った魔法使い?のような恰好をした人がいますよね。
その人から見た僕のことが描かれているような感じがします。
Bメロ最後の「僕らは今日生まれ変わりましょう」のところで、病みきった僕の中にもう一人の僕が生まれた瞬間と考えます。
狂ってしまった自分自身の描写
サビからは狂ってしまった様子が描かれていると思います。最初にある「馬鹿」に生まれ変ったのでしょうか。
生まれ変わってナンセンスな踊りを「ラッタッタ」と踊り、病んでいたころに流していた涙は捨ててしまおうというメッセージが込められているのかな、と。
サビの視点はAメロの「僕」に戻っており、「最低で憂鬱な日々でさえきみとなら僕は明かしてみたい」の「君」は黒い布の人のことを言っているかなと感じました。
この人に「僕」は洗脳されてしまっているように捉えられます。
二番からは狂ってしまった「僕」が他人を誘い込む描写?
2番からは「そこのお嬢さん」ありますが、狂ってしまった「僕」が他人を狂った世界に誘っているのでしょうか。
「背徳感」を感じながらも「待ってだって」と言っている他人を無理やり引きずり込んで自分と同じような恐怖を味合わせたい?と「僕」が考えた結果の行動で、ここでの「アンタ」今まで自分を苦しめてきた周りの人(他人)のことを指していると考えます。
終わりの歌詞を×××にして聴き手側に想像させてくるあたり・・・もう怖いです・・・Eveさんすごい・・・
Bメロは狂ってしまう前の「僕」が思っていた気持ちでしょうか。
他人に自分を決めつけられるのが嫌だと思っていた頃を思い出したが、「馬鹿にされてしまうだろな」と自分を嘲笑っているように感じます。
そしてまた踊り狂っている描写が続く…
2番サビは1番同様に踊り狂っている様子が描かれています。
最後の「君」(私の解釈ではMVに出てくる黒い人←)が持っている「最終兵器」とはなんなのでしょうか・・・考えたのですが、出てこず。
一つ考えたのが、MVで黒い人が「僕」の体の中から星の形をした何かを取り出して、その後頭の中に参考書?のようなものを入れてますよね。
これが最後に「僕」本当の意味で生まれ変わるきっかけというか、最終兵器なのかと思いましたが・・・私はそう解釈しました。
分かりきっていたことですが、『ナンセンス文学』、本当に難しいですな・・・。
「僕」が生まれ変わってもう一人の「僕」になる。
大サビ前では「吸って 吸って 吐き出して」とあります。過呼吸だったのが普通に呼吸できているので、本当に「僕」は生まれ変わってもう一人の「僕」になったのかなと思います。
「アンタ」(苦しめてきた人・大衆の目)にも「飽き飽きだ」とありますが、ここにはこの世の中にも飽きてしまったという意味も込められているようにも感じます。
だからこそ生まれ変わって違う自分になったのでしょうか。
1番のBメロにもあった歌詞ですが、「ビビデバビデブー」のところでメロディーが上がるのがとてもかっこいいです。より力強い気持ちが伝わります。
最後の大サビでは最後にもう一度踊り狂った様子が描かれていますね。
「絶対的ナンセンスなことでさえ 君になら僕は任せてみたい」とありますが、「君」は黒い人のことでしょうか・・・。
意味のない(ナンセンス)なことでもこの人に任せたら面白くなる、狂ったように遊ぶことができる、狂気に満ちた「僕」の気持ちでしょうか・・・。
私的「ナノセンス文学」解釈のまとめ。
と、こんな感じで『ナンセンス文学』の歌詞解釈をしてみました。
正直、ばか難しかったです。言葉が汚くてすみません。汚くなってしまうほど難しかったのです(言い訳)。
逆にここまで解釈してみましたが、楽曲のタイトルに「ナンセンス」とついているように、歌詞にもそういう意味で意味がないのかもしれません。
奥が深すぎました。聴き手の想像を膨らませる素晴らしい楽曲だと思います!
ナノセンス文学歌ってみた動画のオススメ作品!
さてさて、お次は筆者的『ナンセンス文学』歌ってみた動画のオススメ作品をご紹介させて頂きます!
こんな私が偉そうにオススメなどしていいものか・・といった感じですが、本当に聴いたほうが良い!!!と思った方々をご紹介させて頂きます!
un:c(あんく)さん
歌い方や声が特徴的な方だなと思います!それが楽曲にも合っていて聴いていて興奮しました!!A・Bメロの音程が低めなところでも綺麗に歌詞が聴こえてきますし、サビの高音もすごく綺麗でした・・・!
ナンセンス文学 歌ってみた 【un:c(あんく)】
Emeさん
シンプルにめちゃくちゃお上手だと思いました。低音ではすこしかすれ気味になる声が魅力的です。実力派、と動画のコメントにもありましたがその通りだと思いますし、確実な歌唱力で歌い上げているところがかっこいいです・・・。個人的に声から歌い方から全部好きです←
Eme『ナンセンス文学』歌ってみた
ティッシュうまいマンさん
この方もとっってもお上手です。先ほどのEmeさんとは違いパキッとした、はっきりした声の方で聴いていて心地いいです。そしてティッシュうまいマンさんの曲で注目してほしいのが、大サビ部分です。アレンジがかっこよすぎます。かなりオススメの方です!
ナンセンス文学 歌ってみた / ティッシュうまいマン
Geroさん
最後は、ご存知の方はかなりいらっしゃるのじゃないでしょうか。Geroさんです。曲が始まる前のところではリアルにコーヒー吹くかと思いました。笑
曲が始まってからは、もう、流石の歌唱力です。圧倒的に上手すぎて脱帽です。ですが、ご自分のカラーもしっかり出されていて完璧とはこのことか、と・・・。聴いて損は全くありません。
【ナンセンス文学】歌ってみた ver.Gero
まとめ
と、こんな感じ『ナンセンス文学』の解釈とオススメ歌ってみた動画のご紹介させて頂きました!
歌詞の分析はとにかく難しかったです・・・『ナンセンス文学』もブログを書くのをきっかけに聴きましたが、聴いてるうちにどんどんハマっていっていきました!
私も歌ってみた投稿しようかと思ってるくらいです←
それくらい中毒性のあるかっこいい楽曲です!
聴いたことある方もまだない方も、このブログを機に聴いてみようかと思っていただけると嬉しいなあと思います(#^^#)!
今回も貴重な場をご提供頂きました、soundtreatment様、そしてここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!!
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