・良いMIXの基準が分からない…
・MIXの上手い下手の見極め方が知りたい!
・上手いMIX師の探し方が知りたい!
今回は「歌ってみた」MIXを依頼してみたいと思っているあなたの為に…
MIXの上手い下手の見極め方についてご紹介していきたいと思います!
本記事の内容
- 良いMIXとは
- MIXに正解はない!けれど…
- 上手いMIX師の特徴
- 下手なMIX師の特徴
- MIXが原因でない場合も…
- 上手いMIX師の探し方
- おすすめのMIX師
目次
良いMIXとは
結論から言ってしまうと、良いMIXとは
「楽曲を違和感なく、最後まで心地よく聞けるMIX」のことです!!
「そんなの当たり前じゃん!!」って思いますよね。
そうなんです。
でも、その当たり前がめちゃくちゃ難しいんです…!
例えば、歌ってみたの動画で
- ボーカルの音量がばらついてて、歌詞が聞き取れない
- 妙な空間エフェクトが掛かっていて歌が浮いている
- ピッチが過剰に補正されていてロボットみたい
と感じたことはありませんか?
「歌い手さんの声は魅力的なのに、音質に違和感があって集中できない…」
とリスナーに感じさせてしまっているMIXは、めちゃくちゃもったいないですよね…!
反対に、良いMIXであれば、
- リスナーに、MIXの良し悪しを意識させない
- 歌い手さんや楽曲の魅力に、最後まで没頭してもらえる
ということなんです!
MIXに正解はない!けれど…
とはいえ、そもそもMIXって人によって十人十色。
楽曲への解釈も人それぞれなので、正解なんてないはずですよね。
それでも、MIXが「上手い」「下手」と感じるのはなぜでしょう?
例えば、技術的な側面で考えると
- ピッチを補正ができる
- タイミングを補正ができる
- ケロケロボイスが作れる
- DAWが使いこなせる
のが上手いMIX師でしょうか?
おそらく違いますよね。
もちろん、技術的な能力の高さは必要です。
でも、これってMIX師として出来て当たり前のことなんです。
例えば「玉ねぎをみじん切りに出来る」からといって「料理が美味しい」とは限らないですよね。
あくまで「みじん切り」は、料理人として技術のひとつに過ぎません。
「優秀な料理人」は、食材の魅力を最大限に引き出す方法を知っているので「美味しい料理」が作れます。
同様に「上手いMIX師」も歌い手の魅力を引き出す方法を知っているので「上手いMIX」が作れます。
要は、持っている技術をどう使うかを、心得ているということなんです。
それでは、「上手いMIX師」と「下手なMIX師」は具体的にどう違うのか見ていきましょう。
上手いMIX師の特徴
上手いMIX師の特徴は、おもに以下の4つです。
- 歌のニュアンスを生かした補正
- 録り音に左右されない、違和感のない音質調整
- ジャンルや性別に関係なく、安定した仕上がり
- 音質の偏りがなく、聴き疲れしない
歌のニュアンスを生かした補正
ピッチやタイミングって補正ソフトを使えば簡単に直せそうって思いますよね。
ですが、ただ音程を合わせるだけだと、歌い手の魅力を失ってしまうこともあるんです。
【MIXに役立つ豆知識】
ピッチ補正って音痴な歌より上手い歌の方が難しい左は歌が上手い人、右は下手な人のピッチ補正の例
(赤線が元、青線が修正)下手な歌は割とガチガチに合わせないと下手に聞こえてしまう反面、上手い人で同じようにやると歌が死ぬ。
音楽的なセンスが求められる pic.twitter.com/k6V4oOHVsn— YouK@MIX師 (@YouK_ST) November 5, 2017
上手いMIX師は、歌い手のスキルに合わせて、適切な補正をしてくれます。
録り音に左右されない、違和感のない音質調整
宅録の場合、人によって録音環境がことなるので、録り音もまったく違います。
特に、コラボ楽曲などは、録音環境が違うボーカルをMIXするので、とても難しいです。
上手いMIX師は、録り音に左右されず、違和感のない音質調整をしてくれます。
ジャンルや性別に関係なく、安定した仕上がり
楽曲のジャンルや性別によって、MIXのアプローチは違います。
得意なジャンルじゃないから、MIXが上手く出来ません、と言われても困りますよね…
上手いMIX師は、ジャンルや性別に関係なく、安定したMIXに仕上げてくれます。
音質の偏りがなく、聴き疲れしない
ドライな質感、リバーブの掛かったウェットな質感、スピード感のある尖った音、ゆったりとした柔らかい音。
歌い手や楽曲によって求められる質感はさまざまですよね。
上手いMIX師は、どんな質感を求められても、聴き心地の良いMIXに仕上げてくれます。
下手なMIX師の特徴
下手なMIX師の特徴は、おもに以下の4つです。
- ピッチやタイミング補正が不自然
- ボーカルの音量が不安定
- ボーカルが浮いて聴こえる
- 耳に痛い、抜けが悪いなど偏った音質
ピッチやタイミング補正が不自然
ピッチやタイミング補正をやりすぎて、音程はあっているのに不自然になっていませんか?
補正ソフトは、ピッチの目安となるグリッド線があるので、過剰に補正したくなります。
下手なMIX師は、目に頼って、ピッチやタイミング補正をしまいがちです。
ボーカルの音量が不安定
ボーカルの音量にばらつきがあって、歌詞が聴こえない箇所があったりしませんか?
実は、コンプだけでは、ボーカルの音量のばらつきは整えられません。
コンプと合わせて、細かいボリュームオートメーションも必要なんです。
下手なMIX師は、コンプだけでなんとかしようとしまいがちです。
ボーカルが浮いて聴こえる
ボーカルに妙な空間エフェクトが掛かっていて、浮いて聴こえたりしませんか?
オケとなじませるためのリバーブは使い方を間違えると毒にもなります。
下手なMIX師は、プリセットの設定に任せたエフェクト処理で済ませがちです。
耳に痛い、抜けが悪いなど偏った音質
耳に痛いキンキンした音質や、ヌケの悪いこもった音質になっていたりしませんか?
参考音源と聴き比べたり、色々な環境で試聴することで、偏りのないMIXが出来ます。
下手なMIX師は、自分の環境だけでいい感じに聴こえるMIXにしがちです。
MIXが原因でない場合も…
比較すると「上手いMIX師」と「下手なMIX師」の違いが分かったかなと思います。
とはいえ、当然、MIXの上手い、下手が原因ではない場合もあります。
例えば、
- 音割れしている
- 部屋鳴りが多い
- ピッチやタイミングが極端に外れている
のように録り音が極端に良くない場合、上手いMIX師でも綺麗に修正するのは不可能です…
ですので、MIXがいまいちだからといって、MIX師さんばかりを攻めるのも違います。
まずは、歌い手側も、出来るだけ良いテイクを録るように心がけましょう!
音割れ対策や、正しいリズムと音程で歌う方法が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【リズムと音程を理解して上手く歌う】ガイドメロディーの作成方法
上手いMIX師の探し方
それでは、上手いMIX師はどうやって探せばよいのでしょうか?
結論を言ってしまうと「MIXを担当した音源を聴く」しかないです。
あとは、
- MIXを担当した実績が多い
- 担当した曲の再生回数が伸びている
- 有名な歌い手を担当している
あたりもチェックしてみると良いと思います。
好きな歌い手の動画概要欄を見れば、誰がMIXを担当しているか分かると思いますよ!
逆に
- 実績があまりないのに、機材自慢ばかりしている。
- 納品スピードが早いことだけが、ウリになっている。
ようなMIX師はちょっと気をつけたほうが良いかもしれません…
あと、スマホのスピーカーだとMIXの良し悪しがよく分からないと思います…
ですので、モニタースピーカーやモニターヘッドフォンを使いましょうね!
おすすめのMIX師
自分で探してみたけれど、どのMIX師がいいか迷ってしまう…
という人もいますよね。
もし、おすすめのMIX師が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、MIXの上手い下手の見極め方について解説しました。
歌ってみたの音源制作は、歌い手とMIX師の共同作業です。
ですので、お互い尊重しながら良い音源を作れるように心がけましょう。
もし、MIX依頼で分からないことがありましたら、お気軽にSoundTreatmentへご相談下さいね!
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