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音楽で飯を食う為に専門学校という選択はありか
こんにちは。SoundTreatmentのYouKです。
歌ってみたをもっと極めたい。プロの歌手を目指したい。音楽を仕事にしたい
そんな理由で
▼専門学校へ進学しようと思っている方
▼仕事を辞めて専門学校に入り直そうと思っている方
▼仕事や学校に通いながら夜間の専門学校に通うことを考えてる方
決断せずとも一度くらい考えてみた人も含めると、かなり多いのではないでしょうか?
今回は専門学校やスクールに通う前に考えるべき事を解説したいと思います。
本当に音楽が好きか考えよう
これは音楽に関わらず、専門系の学校に通おうと思ってる方に考えて欲しい事です。
現代の風潮として「好きな事をやるのは素晴らしい」「好きな事をやらなきゃだめ」みたいな空気があります。
でも個人的な意見としては「好きな事を仕事にしてる人」よりも「好きじゃないけど頑張って仕事してる人」の方がよっぽど偉いと思います。
そんな風潮の中で好きな事を探そうと頑張っている人ってかなり多いと思います。
けど好きな物って探して見つかるものでもなかったりしますよね
“何となく好きかも”くらいのお試しみたいな感覚で専門学校に入るのは絶対に辞めた方がいいです。
自分の音楽の熱がどれくらいかを知る
話は変わって僕の高校時代に“料理人を目指す”と言って調理学校へ進学した友達が居ました。
でも僕は凄く違和感を感じていて、多分彼は料理人にはならないなと思っていました。
なぜなら「料理人なりたいなら毎日料理してるの?」と彼に聞いた時、彼は「朝も夜も時間がなくて料理していない」と答えたからです。
本当に料理が好きなら毎日どんな忙しくても飽きずに料理を練習すると思うんですよね。
彼は結局調理学校を卒業後、また奨学金を使って英語の専門学校に入り直していました。
そういう遠回りも結果として大切な人生経験になるかもしれませんけどね。それは誰にもわかりません。
音楽の専門学校を考えてる方も、自分が毎日飽きずに音楽をし続けるくらい音楽が好きなのかもう一度考えてるみてください。
専門学校選びはかなり重要
言い過ぎかもしれませんが、専門学校って殆どの学校が詐欺くらいに思ってた方がいいと思います。(関係者の方が居たらごめんなさい。)
もちろん中にはちゃんとした学校もありますが、殆ど学校がダメダメです。
音楽の専門学校に行こうとする人ってミーハー体質な人が多いので、そのミーハー心をくすぐるトラップがたくさん仕掛けてあるんですよね笑
因みにミーハーが悪いわけじゃないです。ミーハー心は音楽をやる上で大切ですので。
専門学校を考えているのであれば、必ず複数の学校に見学に行きましょう。
専門学校にらよく「誰々の曲に、あのアーティストに携わった」とかいう講師の方がいますが、その人が何をやっていたのかちゃんと聞きましょう。
よく「あのアーティストの何やったんですか?」みたいに聞くと「エンジニアのアシスタント」だったり、「そのアーティストが発掘された時新人発掘部署にいた」程度の事を過大広告してたりします。
それってただ単に「あのアーティストが仕事してた時同じ部屋にいた」くらいの話ですから。笑
また有名ミュージシャンが講師だったりする学校もありますが、その場合はその人がどれぐらいのペースで学校に来るのか聞いておきましょう。
数年に一回しか来ないのに“専任講師”みたいになってたりすることがよくあります。
専門学校の利点
ここまででいかに適当な学校ばかりという事が分かったと思いますが、もちろんちゃんとした専門学校もあります。
在学中にCDを出したり功績を残せば単位で認めてくれて、忙しく学校に通えなくなってもちゃんと卒業出来たりする専門学校もあります。
また良い学校は機材やレッスンルームが無料で使い放題です。
そして最大のメリットは横の繋がりが出来ることです。
しょうもない学校だとしょうもない繋がりしかできませんが、良い学校は生徒も優秀な人が多くなるので、後にそれぞれ業界で活躍します。
そういった友人が出来るのは、その道で食おうと思ってる人には最大のメリットだと思います。
大人になると学校時代のような深い絆で結ばれる友人って作りづらいですからね。
専門学校は何も与えてくれない
学校のテスト勉強もそうですが、結局は自分が頑張らないとどうにもなりません。
そとそも技術って教わるよりも、自分で身に付けてくものだったりします。
知識と技術力は全くの別物ですからね。
特に音楽の専門学校に入ろうとしてる人は、専門学校に通おうと思った時点で「自分は天才ではない」という事を自覚しておくべきです。
天才だとすればもう既にデビューしてるはずです。
専門学校に入る前に
音楽の専門学校に入る前に、一度考えて欲しい事があります。
それは専門学校に入る理由です。
あなたはどんな理由で専門学校に入ろうと思っていますか?
▼とにかく音楽だけで生活がしたい
▼音楽で表現がしたい、アーティストとして発信したい
▼上記の両方を両立したい
この3つでは進路が全く違うという事です。
◾︎とにかく音楽だけで生活したい
方法を選ばす音楽だけで生活しようと思ったら、そこそこ技術力をつければ結構可能だと思います。
スクールの先生だったり、楽器屋の店員だったり。
これは2〜3年しっかり音楽の経験を積んでおけば出来ると思います。
そういう意味で専門学校は有効な手段と言えますね♪
◾︎音楽で表現がしたい、アーティストとして発信したい
これが音楽で表現がしたい、アーティストとして発信したいというのであれば、お金を稼ぐ方法を別で考えなければならないかもしれません。
あなたの発信したい事が全くお金にならない可能性があるからです。
その為に専門学校に行くのであれば、他の食って行く方法を見据えておきましょう。
◾︎上記の両方
そして音楽だけで生活しつつ、アーティストとして発信したいという場合です。
これは自分が発信する事をニーズに合わせて行く必要があります。
これは一番難易度が高く、苦労も多いです。
休みなんてありませんし、毎日音楽を生み出す苦悩と戦わなくてはなりません。
そうやって音楽で生計を立てながら、更に結婚や子育てなど“普通の幸せ”を望むのであれば、もっと難易度が高いです。
音楽以外に好きな事は全て切り捨てるくらいの覚悟があればないとダメです。
ここを目指す人はとても貪欲だと思いますし、いい専門学校を選びさえすれば、選択として間違えではないでしょう。
奨学金を使おうと思ってる学生さんに
専門学校に入学する事を考えてる方は、本当にその選択をするべきか今一度考え直してみましょう♪
また進学を考えている学生さんに言いたい事ですが、音楽で飯を食いたいなら可能な限り奨学金は使わない方がいいと思います。
学費や生活費を考えるとどうしても仕方ないという場合は仕方ないですが、学生時代に奨学金を貰って遊び呆けてしまってる人が結構多いのです。
奨学金無しでもなんとか頑張れるのであれば、そちらの方が学校を卒業してから有利です。
学校を卒業してすぐ音楽で食える人は数%にしか満たないでしょう。
そんな中バイトして更に奨学金の返済なんてあったら、音楽をやる時間なんてないでしょう。
奨学金を借りる方は覚悟を決めておく必要があります。
これも今一度どうするべきか考えてみてください。
まとめ
今回は「音楽で飯を食う為に専門学校という選択はありか」という話でした。
これから音楽で食おうと思っている方は是非参考にして見てくださいね♪
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