【MVは恐怖の物語？】はるまきごはん"アスター"歌詞解釈してみた

今回はボカロP兼歌い手のはるまきごはんさんの最新曲「アスター」の歌詞解釈を書いていきたいと思います！

あくまで僕の解釈で「アスター」の解釈を進めていきます。「ここの解釈違うんじゃない？」などの意見沢山お待ちしています！

新曲「アスター」2018/08/06

作詞・作曲・イラスト・映像：はるまきごはん

先日公開されたはるまきごはんさんの最新曲「アスター」はリリースから1週間しかたっていませんですが、再生回数はすでに14万回を突破しています！

前作の「メルティランドナイトメア」の再生回数は130万回越えではるまきごはんさんの世界観が爆発しています。

はるまきごはんさんといえば、水色とピンクのMVが特徴的で初音ミクの声がぴったりです。

作詞・作曲・イラスト・映像すべて本人が作っているそうです。才能の塊ですね...全部をこのクオリティで仕上げてくるのは本当にすごいと思います。

「アスター」歌詞解釈

「アスター」とは

「アスター」は、ギリシア語やラテン語で"星"を意味します。

他にもアスターは花の名前、旅客船などたくさんの意味があるようです。

ちなみに「アスター(エゾギク)」の花言葉は、「変化」「追憶」「同感」「信じる恋」を意味します。

また、MVの色はピンクですが、ピンクの花を咲かせるアスターの花言葉は「甘い夢」です。今回の曲にぴったりなんじゃないかと思います。

MVの始めに「WELCOME TO THE ASTER」の文字があります。「ようこそ。甘い夢へ」だとぴったり当てはまります。

僕の解釈ですが、上記のことから「アスター」は花を表しているんじゃないかと思います。

トロイの木馬

「Aster, Aster, My Lover, and Death, "PINK KISS" in my heart」を和訳すると「アスター、アスター、私の恋人、そして命の最後、甘いキスは私の心の中」になります。

意味深な言葉ですね...歌詞を解釈していくごとに明らかになっていくんじゃないかと思います。

「309」は何の意味があるのか調べてもわからなかったのですが、他の309の数字を使用しているサイトを調べたところ、その由来は「"未来"が"来る"」というものでした。

「アンチトロイ」はアンチトロイウィルスを意味しているんじゃないでしょうか。

アンチトロイウィルスはトロイの木馬をもしているウィルスで、有害でないと見せかけて実はウィルスが仕組まれているというものです。

「NPC」はノンプレイヤーキャラクターの略でプレイヤーが操作しないキャラクターを意味します。村人Aみたいなものだと思います。

医者がいなくなることで、ウィルス(主人公)はいなくて脇役だった自分たちだけになったことを意味しているんだと解釈できます。だから、309「未来が来る」んじゃないかと思います。

「アスター」はゲーム世界の話？

前の歌詞にもあるように、コンピューター用語やTVが壊れるシーンがMVにあるなどアスターはゲーム世界に例えられているんじゃないかと解釈できます。

だから、ゲームをしていてその中で主人公の少女は甘い夢を見ています。

「パパとママに気付いてほしくて」と言っていることから、親は放任主義なのかもしれません。構ってもらえなくて主人公は寂しい思いをしているんじゃないかと思います。

仮想世界？現実世界？

主人公はゲーム世界のように現実を例えて、すべておとぎ話のようで幻なんだと言っているんじゃないでしょうか。

「ノンフィクションじゃないのがたまに傷さ」と言っていることからも、これが現実であることが嫌だと言っているんだと思います。

「飽きたらおしまい」と現実を表現していることからも、あんまり現実に対して主人公は良い様には思っていないと推測できます。

だから、現実に対して夢を見すぎると痛い目を見るかもよ？という様に主人公は現実に対して批判的です。

批判的な主人公と黒い話

ここでは主人公が生まれるまでを意味しているんだと解釈できます。

「作り物のワイヤーフレーム」＝婚約
「特別なプレゼンテイション」＝プロポーズ
「永遠の甘い夢」＝パパとママの世界
「人は何にも見えなくなった」＝周りが見えなくなった

そしてパパは、仕事を持ってママと出会ってお家を買って心を買って、ママは主人公を産んだんだと思います。

ここで気になる表現が「心を買って」という歌詞です。ママの心をお金で買ったという意味にも解釈できます。ここから、パパに対して批判的な主人公が見られます。

また「真っ白な身体に植え付けられた」という歌詞の時のMVの映像では主人公が白く光っていることから、主人公の無垢がパパによって奪われたことを意味すると推測できます。

そこから、主人公はママによって連れられ、ママはパパと再婚したんじゃないかと思います。

瞳が映すネオン

そんな酷い目にあった主人公の瞳は暗くなっているんだと思います。

3人で幸せな生活を過ごしていた「甘い夢(アスター)」は儚く散って行きました。

だから、全て仮初めだった関係に嫌気がした主人公は夜の街ネオン街に出て行くんじゃないかと思います。

最後の夜「アスター」

だから、もう自分はひとりぼっちで良いし悲しむのはもう嫌だと主人公が思っているんだと思います。

センセーションは感覚や気持ちを意味します。

だから、夢色のパパにとってのファンタジーは今日でおしまい。全て最後にしようとしているんじゃないかと解釈できます。

またMVを見ているとスクショの寝ているシーンでは、左側の影のサイズがおかしいことに気づきます。何を暗示しているかお分かりでしょうか？

アスターの最後

「壊れたファンタジー」はパパとママと主人公の過去の幸せだった生活を意味するんじゃないかと思います。

もう戻れないと主人公はわかっているから「さよならファンタジー」と現実をもう諦めていることが歌詞から推測できます。

「黄泉の国まで御注意を」と歌詞にあることや、MVのスクショのシーンにもある様に主人公は現実に嫌気がさして、自分の命を終わりにします。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます！

私の解釈で"アスター"解釈してみました！

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