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マーシャル・マキシマイザー / 可不 https://youtu.be/jMKPYg0uhCI

ボカロ曲解釈 コラム

「マーシャル・マキシマイザー」歌詞やメッセージの意味を徹底的に解釈

柊マグネタイトさんの「マーシャル・マキシマイザー」のボカロ曲にはどんなメッセージや意味が込められているのでしょうか。

・歌詞の意味や内容
・主人公の末路や綴られた物語

「マーシャル・マキシマイザー」について徹底的に解釈していきます。

「マーシャル・マキシマイザー」とは

「マーシャル・マキシマイザー」は2021/08/21に公開された柊マグネタイトさんのボカロ曲。

Youtube本家の再生数は146万回。

ハイセンスな映像や独特な歌詞。

底深く構築された世界観などがヒットした人気曲です。

全体的に難解な単語が並んでいるので、まずはその解説から入ります!

「マーシャル・マキシマイザー」単語の意味

「マーシャル」の意味

マーシャルには二つの意味があります。

  • Marshal(名):軍帥、元帥
  • Martial(形):軍部の、軍事的な

後にマキシマイザー(名詞)がくることを考えれば、軍部の、軍事的な(形容詞)の意味になるでしょう。

後述しますが、マーシャルマキシマイザーとは主人公を指すと思われます。

主人公の扱いを考えると「マキシマイザー元帥」とは読めません。

「マキシマイザー」の意味

Maximizerと書きます。

Maximize(最大化する)の名詞形なので、最大化する人となります。

teach(教える)、teacher(教える人)の変化と同じですね。

「臨界実験」の意味

狭義には原子炉の実験を指します。

「イドとエゴ」の意味

心理学者フロイトが定義した心の領域です。

  • イド:快楽を追求する領域
  • エゴ:イドを抑える領域

乱暴に説明をすると、イド→本能、エゴ→理性となります。

「感光」の意味

光を受けて何らかの変化を起こすことです。

「最小公倍数断頭台」の意味

最小公倍数的の用途は一般的ではありません。

柊先生の造語だと思われます。

解釈としては、用途が公倍数的であり、なおかつ数が少ない。

つまり、最小限の犠牲と読み替えていいでしょう。

「最大公約数緩衝材」の意味

こちらは用途や影響が公約数的な緩衝材、

つまり効果が最大限になる犠牲と読み替えられます。

「モラトリアム」の意味

短く、猶予と訳されることがあります。

主に刑法における執行猶予を指す場合が多く、

期日までに与えられた期間、言い換えるとタイムリミットや先延ばしの意味合いが強いと思われます。

「同位体」の意味

厳密にいうと、原子番号が等しく質量数の異なる元素の関係性を指します。

転じて、似て非なるものを表しています。

「無間地獄」の意味

地獄の種別の一つで、八大地獄というものがあります。

その中でも一番辛く、最も重い地獄を指します。

「サンクコスター・サンクコステス」の意味

柊先生の造語だと思われます。

元はsunk cost(埋没費用)であり、サンクコスト効果という心理学用語です。

投資した時間や費用などが多くなればなるほど撤退が難しくなる心理です。

3分しかやってないソシャゲよりも2年間でガッツリ課金したソシャゲは消せない、といった心理ですね。

「マーシャル・マキシマイザー」曲名の意味

誰を指している?

マーシャル・マキシマイザーはMartial Maximizerと書きます。

軍事的に最大化する者を表しており、作中に登場する誰か、あるいは何かでしょう。

意訳をするのであれば、秘密兵器や最重要機密といったところでしょうか。

戦力を飛躍的に拡散・拡大するモノ。

楽曲全体がとある実験の様子を描いており、それが成功すると軍事的に大成功を収める。

その鍵になるモノ、つまり主人公をマキシマイザーと呼んでいるのではないでしょうか。

次から歌詞の内容に入っていきます!

「マーシャル・マキシマイザー」の歌詞解釈

臨界実験の朝

気が狂うヒトの振りをしているキミを観ている

マーシャル・マキシマイザー / 可不

楽曲は「臨界実験の朝」から始まります。

タイトルのことを考えると、核の軍事利用を目論んだ組織・政府が臨界実験をしていると読み解くのが筋でしょう。

「ヒト」という言葉には意味が込められていて、

「人」ではなく「ヒト」と書く場合には、生き物として・動物としての人間を指す場合に使われます。

あえて生物として区分しているということは、

「ヒト」以外が紛れ込んでいる=ヒトっぽい何かがいる

ことを示唆しています。

核実験を「如何しようもない」と零しているのを聞いて、「気が狂うふり」と一蹴しています。

ヒト以外から見ると、ヒトの利己的な、自分勝手な言い分が理解できなかったのではないでしょうか。

台詞の内容について

「先生は、先生自身の意思で生きていることを証明できるのですか?」

マーシャル・マキシマイザー / 可不

間奏中に流れる文章についても考察していきます!

登場人物は二人で、先生と主人公です。

おそらく時系列は実験よりも前の日でしょう。

「君は生きていない」と告げられた主人公は困惑し、反論をしました。

それに対して「生きていることを証明してみろ」と悪魔の証明を投げかけられます。

当惑した主人公は、「じゃあ先生自身は自分が生きていることを証明できるのか」と問いかけます。

ここまでの内容から、やはり主人公はヒトではなくモノであり、それも軍事利用のために作られた存在だと読み解くことできます。

おそらくアンドロイドか何かなのでしょう。本稿ではアンドロイド説を採用していきます。

問答を重ねるうちに、主人公は先生の地雷を踏み抜きます。

「先生は天国に行くためにこの仕事を選んだと仰っていました」

推測ですが、主人公は実験の意味がわからず、その意味を先生に尋ねたのでしょう。

答えあぐねた先生はわかりやすく「天国に行くため」と答えました。

実験が戦争のためならば、ここは「大勢の人を地獄に落とすため」が正解です。

先生は自分を正当化したくて、自分がしている実験は人類のためなんだと思い込むことにしました。

そこで主人公に尋ねられるのです。

本当に天国に行くための仕事なのですか、と。

予期せぬ方向に飛んだ質問が先生の自己矛盾を貫き、あたりに金属音が響きました。

おそらくそれは激情した先生が主人公に襲いかかった描写であり、

また主人公の身体が金属でできている証拠にもなります。

主人公はこの一件を通して、自分がヒトではないことを強く自覚することになりました。

四文解釈①

「夜更かしはイドの暴走」
「目に焼き付いた青の感光」
「モラトリアム的人生」
「最大公約数緩衝材」

マーシャル・マキシマイザー / 可不

これらは全て主人公のことを指しています。

夜更かしすることはイド=本能が暴走する

アンドロイドでありながら、暴走するようなイドを持ち合わせている。

非常に高度な存在であることが窺えます。

青の感光とはチェレンコフ光を表していると考えられます。

チェレンコフ光は原子力実験に関係する現象なので、ここからも主人公が原子力実験に参加していることが読み解けます。

「モラトリアム的人生」とは、主人公の人生そのものでしょう。

期限が決められた人生。用途が決められた期限付き人生を表します。

主人公一人の犠牲でみんなが助かるような落とし所。

それを揶揄して「最大公約数緩衝材」と呼んでいるのでしょう。

四文解釈②

「後悔はエゴの暴走」
「手に焼き付いた青の残像」
「モラトリアム的人間」
「最小公倍数断頭台」

マーシャル・マキシマイザー / 可不

後悔をエゴの暴走と切っています。

エゴの領域を超えている=無意味なモノ

周りのヒトが後悔している様を冷ややかに見ているとも読み取れます。

青の残像は実験に居合わせた描写でしょう。

「モラトリアム的人間」とは主人公を俯瞰で見たときの評価でしょう。

誰かのために、その場しのぎで存在するヒト。

「最小公倍数断頭台」とは犠牲になる主人公を揶揄した言葉です。

最悪、一人が死ねばいいという命を軽んじる空気を表しています。

二つの解釈を踏まえて、主人公は相当過酷な環境に置かれていたことが読み取れます。

実験の失敗

「なんてことだ、生きてしまう」

マーシャル・マキシマイザー / 可不

サビで語られるのは、実験の失敗です。

「急転」とあるように何かが暴走したのでしょう。

施設を壊してもDEADなだけなので、強行してしまおう!という異常を感じます。

居合わせた研究員が「死んでしまう!」と死を覚悟するのですが、

ツマミ=実験機器を回しているのは、逃げられないMATE(同僚)です。

繰り返される「サンクコスターサンクコステス」は、ここまで実験にかけた費用や時間を表します。

ここまできたら後戻りはできない。いろんなものを犠牲にしてきた。

なんとしてでも結果を出すしかない。

その強迫観念が、実験断行を推し進めました。

つまり、相当な圧力をかけられて行われている実験だと読み取れます。

出てくる人物は誰も被害者なんですね。

同時に、この実験の非道さをも理解していました。

でなければ「無間地獄」に落ちるだなんて出てきません。

全員の死を覚悟していましたが、生き残った存在がありました。

それがマキシマイザー=主人公です。

アンドロイドということもあって、実験失敗に耐えうる強度があったのでしょう。

現場の人間は、主人公が生き残ったことをマイナスだと捉えています。

主人公はいわば生き証人です。

実験失敗が露呈することや、実験の内容が流出してしまうことを恐れていたのでしょう。

ここから、実験の内容はやはりろくでもないモノだったと読み解くことができます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回は柊マグネタイトさんの「マーシャル・マキシマイザー」を歌詞解釈させていただきました。

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