・歌ってみたの録音場所が知りたい
・スタジオの使い方がわからない
・スタジオって個人でも大丈夫?
今回は「歌ってみた」や「宅録」の録音場所で悩んでいるあなたの為に…
歌ってみたの録音場所や、スタジオの使い方についてご紹介していきたいと思います!
本記事の内容
- 身近な録音場所
- 録音場所の条件
- 自宅
- カラオケ
- 車
- スタジオがおすすめ
- スタジオの使い方
目次
身近な録音場所
普段みなさんは、どこで歌ってみたを録音していますか?
身近な場所ですと
- 自宅
- カラオケ
- 車
などが思いつきますよね。
ですが、その場所って、歌ってみたの録音に適しているのでしょうか?
機材にはこだわっているけど、録音環境は妥協している方も多いのではないでしょうか?
録音機材もしっかり揃えたのに、いざ歌ってみたら
「雑音が入っているし、歌がこもって聴こえる…」
「歌が浮いてしまって、カラオケに馴染まない…」
「買ったばかりなのに、機材が壊れてる…?(泣)」
なんて思ったことはありませんか?
それって、もしかすると、録音している環境に問題があるかもしれません…!
では、歌ってみたの録音に適した場所にはどのような条件があるのでしょうか?
録音場所の条件
ずばり、歌ってみたの録音に向いているのは、防音性の高い場所です!
防音には大きく分けて、遮音と吸音の2つがあります。
まずは、それぞれの違いを確認しておきましょう。
遮音
遮音の効果は以下の2つです。
- 部屋の外へ音がもれないようにする
- 外の音が部屋に入ってこないようにする
もし遮音対策が出来ていないと、
- 声が部屋の外に漏れてしまい、近所からクレームが来る
- 録音した歌に、外の音が混入してしまう
といった問題が起こってしまいます。
吸音
吸音の効果はこちらです。
- 音の反響を吸収して部屋の響きを抑える
もし吸音対策が出来ていないと、
- 録音した歌の抜けが悪く、オケに埋もれやすい
- カラオケに馴染みにくく、ボーカルが浮いてしまう
といった問題が起こってしまいます。
防音=遮音+吸音
つまり、防音というのは遮音と吸音の、どちらも対策が出来ていないと意味がないんです。
それでは、身近な録音場所の防音性は、どうなっているか考えてみましょう。
自宅
歌ってみたの場合、自宅で録音している人が圧倒的に多いのではないでしょうか?
お金がかからないですし、時間を気にせずマイペースに録音ができるので良いですよね!
それでは、自宅の防音性はどうでしょうか?
遮音性
自宅の遮音性は、木造か鉄筋によって大きく異なり
- 木造は、壁が薄く、隣の家に音が漏れやすい
- 鉄筋は、壁が厚く、隣の家に音が漏れにくい
という傾向にあります。
さらに、窓や玄関の扉の遮音性が低いと、外の音が録音されてしまう場合もあります。
吸音性
自宅の吸音性は、置いている家具によって変わります。
- ベッドやソファ、絨毯、厚手のカーテンがある部屋は、吸音性が高い
- 床がフローリング、家具が少ない部屋は、吸音性が低い
という傾向にあります。
ですので吸音に関しては、ある程度自分で対策がしやすいです。
自宅で出来る防音対策
こう考えると、自宅の防音は、吸音よりも遮音のほうが大変そうですよね…
防音性の高い部屋に引っ越すのも大変ですし、ご近所トラブルも避けたいですよね…
もし、予算に余裕があれば、簡易防音室を用意するのも良いと思います。
あと、歌い手のAdoさんのように、クローゼットを防音室に改造するのもありかもしれません…!
— Ado (@ado1024imokenp) February 5, 2021
Adoさんの録音環境が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
【歌い手Adoの使用機材まとめ】スターターセットとは?オススメの機材も紹介
カラオケ
歌ってみたをカラオケボックスで録音するのはどうでしょうか?
そもそも歌をうたう場所ですし、録音にも向いてそうですよね!
遮音性
カラオケに行ったことがあれば分かると思うのですが、遮音性はあまり高くないです。
スピーカーから大音量で再生されているので、他の部屋の音も録音されてしまいます…
吸音性
カラオケは気持ちよく歌えるように、吸音性が低く、反響が多い作りになっています。
もし、録音をする場合は、リフレクションフィルターなどを使ったほうが良いです。
ひとりカラオケ専門店ならあり!?
こう考えると、カラオケは歌ってみたの録音に向いてなさそうですよね…
ですが、最近はひとりカラオケ専門のサービスを行っているお店もあります。
ひとりカラオケ専門店の特徴は、以下の3点です。
- スピーカーはなく、ヘッドフォンで聴く
- コンデンサーマイクが借りられる
- カラオケに比べて防音性が高い
スピーカーを使わないので、隣の部屋から音が漏れてくる心配が少ないです。
店舗によっては、完全防音のところもあるようなので、防音性が高いのも良いですね!
おすすめのカラオケ専門店がこちらです。
ワンカラについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
車
歌ってみたを車の中で録音するのはどうでしょうか?
通勤中やドライブ中に歌っている人も多いですよね!
遮音性
人や交通量の多い場所だと、外の音が入ってくるので、遮音性はそこまで高くないです。
あと、エンジン音やエアコンの音も録音されてしまうので、切っておく必要があります。
吸音性
車種にもよりますが、比較的、吸音性の高い車もあります。
ただし、ガラスで音が反響することもあるので、マイクの設置場所は考えましょう。
条件によっては車もあり
- 外が静かで、近所迷惑でない場所
- エアコンを切っても大丈夫な季節
という条件であれば、車の中でも歌ってみたの録音は出来ると思います。
ただ、座って歌う必要があるのと、人に見られると恥ずかしい人は向いてないかもしれません。
スタジオがおすすめ
ある程度の条件が揃えば、自宅、ひとりカラオケ専門店、車でも録音できそうですが
「こんなに気を使ってまで録音環境を整えるのが面倒くさい…」
「もっとクオリティの高い場所で歌ってみたを録音したい!!」
という人もいますよね。
そんな人は、やはりスタジオでの録音をおすすめします!
スタジオのメリット
スタジオで録音するメリットがこちらです。
- ノイズや部屋鳴りが少ない
- 高級マイクのレンタルが出来る
- 大きい声が出せる
防音がしっかりしているので、ノイズや部屋鳴りが少なく高音質で録音できます。
また、有名歌い手が使っているような高級マイクがレンタルできるスタジオもあります。
なにより、自宅と違って周りを気にせず大きな声が出せるのが嬉しいですよね!
スタジオのデメリット
スタジオで録音するデメリットがこちらです。
- レンタル費用がかかる
- 録音機材は自分で持ち込み
レンタル費用は、リハスタであれば、個人利用で1時間500円〜という場所もあります。
また、スタジオによっては、レコーディング設備が整っているところもあります。
ですが費用が高いのと、使い慣れない機材にとまどうので、機材は持ち込みが安心です。
スタジオの使い方
「でも、個人でスタジオを借りるのはちょっと不安…」
という人もいますよね…!
そこで、スタジオを使う際にチェックして欲しいポイントをまとめてみました。
事前に確認しておくポイント
- 何日前から個人練習の予約ができるか確認する
- ドラムのない部屋がオススメ
- 使ってみたいマイクは事前に予約する
個人練習の場合、前日からしか予約できないスタジオもありますので気をつけましょう。
ドラムの置いてある部屋だと、ドラムが反響してしまうこともあります。
ですので、余計な機材が置いていない、1〜2名用の小さい部屋がおすすめです。
あと、高級マイクは人気があるので、事前に予約しておきましょう。
自分で用意しておくもの
リハスタの場合、基本的にレコーディング機材は置いていません。
ですので、こちらの機材は自分で用意しましょう!
- パソコン
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- マイク
スタジオで借りられるもの
スタジオに常設している備品がこちらです。
- ダイナミックマイク
- マイクケーブル
- 電源タップ
- 譜面台
- 椅子
コンデンサーマイク以外の備品は、だいたい無料で借りられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、歌ってみたの録音場所や、スタジオの使い方について解説しました。
工夫次第で、身近な環境も録音場所として使えそうですよね。
もし、本格的に歌ってみたを録音してみたいのであれば、スタジオでのレコーディングもせひ試してみて下さい!
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