・Adoさんが使っている機材が知りたい
・歌ってみたを始めたいけど、どんな機材を揃えればいいかわからない
・脱初心者したいけど、おすすめのステップアップ機材は何がいい？
今回は「歌ってみた」や「宅録」を始めたいと思っているあなたの為に…
Adoさんが使っている機材や、初心者でも始めやすいスターターキット
についてご紹介していきたいと思います！
Adoさんが使っている機材
メジャーデビュー曲「うっせぇわ」が記録的ヒットを出し、
一躍時の人となった歌い手のAdoさん。
当時14歳だったAdoさんはニコニコ動画にボカロ楽曲「君の体温」の
歌ってみた動画を投稿し、歌い手としての活動を開始したそうです。
そんな憧れのAdoさんがどんな機材を使っているか知りたいですよね…！
実は、2021年に投稿されたAdoさんのツイートにヒントがあったので見てみましょう…！
録音は自宅クローゼット
— Ado (@ado1024imokenp) February 5, 2021
こちらがAdoさんの音楽部屋だそうです！！
家族に迷惑をかけないように通販で購入した吸音材を使って、
自宅のクローゼットを自作で防音室に改造したとのこと。
ここで数々の歌ってみた投稿がここでレコーディングされていた
と思うとワクワクしますよね…！
しかも、Adoさんが使っている機材も写っていました！
ただ、同じ機材を揃えたい…！と思っても
この写真だけだと、どこのメーカーかわからないですよね…
そんな人のために今回は、それぞれの機材について
ひとつづつ解説していきたいと思います！
マイク
まず、Adoさんが使っているマイクは、AKG C214のようです。
AKG（アーカーゲー）はプロ、アマチュア問わず、
世界中のレコーディングやライブで使用されているオーストリアのメーカーです。
プロの現場でも使わない日はないというくらい超定番の老舗ブランドです。
おすすめのポイント
音のヌケが良い
小さくて軽いのでセッティングがしやすい
高音質かつ高コストパフォーマンス
同メーカーの上位機種であるC414 XLⅡ（10万円以上する機種）
と同じカプセルを使っているのにリーズナブルな価格。
そんな高音質かつ高コストパフォーマンスのマイクなんです。
ヌケのよい音質が特徴なので、力強い歌を録りたい人にはおすすめのマイクですね！
オーディオインターフェース
次に、Adoさんが使っているオーディオインターフェースは、Focusrite Scarlett Soloです。
真っ赤なデザインが特徴的なFocusrite（フォーカスライト）は、
プロオーディオ界のレジェンドRupert Neveによって創設されたイギリスのメーカーです。
おすすめのポイント
高音質でありながらコスパが良い
メーカーが常にアップデートをして音質向上に積極的
初心者でもセッティングが簡単
音質とコスパのバランスがとても良いので、
初心者におすすめのオーディオインターフェースです！
つまみなども少ないので初心者でも操作方法をすぐに覚えられます！
ダイレクトモニタリング機能がついているので、
レイテンシー（音の遅れ）を気にせず、ボーカルレコーディングが出来るのも良いですね！
ヘッドフォン
続いて、Adoさんが使っているヘッドフォンは、Sony MDR-CD900STです。
これは定番なので知っている人も多いですよね！
おすすめのポイント
バランスが良く歌が聞き取りやすい
レコーディングスタジオの定番
密閉型で歌の録音に最適
ヘッドフォンの重さがとても軽いので、長時間の使用でも首が疲れにくいです。
ボーカルが正確に聴きとりやすいので、歌い手を目指している人には
ぴったりのヘッドフォンですね！
PC
Adoさんが使っているPCの正確な型番、年式まではわかりませんでした。
ですが、写真を見る限りAppleのMacBookProを使っているみたいですね！
ただ、PCに関してはMacとWindowsのどちらでも、歌ってみたのレコーディングは出来ます。
ですので、普段つかっているPCが用意できれば大丈夫なので安心してください！
DAW
Adoさんのツイートからは、どんなDAWを使っているかまでは分かりませんでした。
ただ、歌ってみたのレコーディングはどのDAWを使っても出来ますので、
好きなものを選択していただいて大丈夫です！
ですので、今回は定番のDAWを4つご紹介しておきます。
Protools
プロのレコーディングスタジオでも使われている業界定番のソフトです。
宅録を本格的にやるならおすすめのDAWです。
編集作業のしやすさ、音質の良さがウリです。
Cubase
Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅを手がけている
中田ヤスタカさんが使っているソフトとしても有名ですね！
作曲もしてみたいし、レコーディングもしたい人におすすめです。
僕のまわりでは、Windowsユーザーがよく使っている印象があります。
Logic Pro
https://www.apple.com/jp/logic-pro/
Macユーザーでレコーディングも作曲もしたい人におすすめのソフトです。
ループ音源なども豊富に用意されているので、すぐに作曲してみたい人にはぴったりです。
ただし、波形編集はやりづらいので、レコーディングやミックスを専門でやりたい人は
Protoolsのほうがおすすめです。
Studio One
DAWの中では比較的新しいブランドです。
音質の良さが評判なので高音質にこだわりたい人におすすめです！
初心者でも始めやすいスターターセット
これで、Adoさんがどんな使っている機材はわかりましたよね！
でも、機材って種類がありすぎて結局どれがいいのか迷ってしまいますよね…！
また、歌ってみたを始めたいけど、続けられるかわからない…
最初はそんなに予算をかけたくない…
という人もいると思います。
そこで、そんな人におすすめしたい歌い手スターターセットをご紹介します！
スターターセットってなに？
スターターセットというのは、歌ってみたに必要な機材を
まとめてくれているセットのことです。
ですので、これさえ買っておけば、あとはPCとDAWを用意するだけで
歌ってみたを始められるんです！
こちらのAdoさんのツイートを見てください。
え～なんでそのマイクにしたの～もっとあなたにピッタリのマイクがあるよ～～って言われるかもしれない でもこいつはこの4年間ずっと歌い手スターターセットを愛用していたんだ 何を言ったって無駄だ
— Ado (@ado1024imokenp) July 11, 2020
実は、Adoさんも最初はスターターセットで歌ってみたを始めていたんですね！
さらに、このツイートにAdoさんが使っているスターターセットが書かれていました。
スカーレットソロスタジオパックです 赤色です……
— Ado (@ado1024imokenp) July 11, 2020
それがこちらです。
このセットを購入するだけで、マイク、オーディオインターフェース、
ヘッドフォンやケーブルが全部そろっちゃいます…！
これだけ購入すれば、機材の買い忘れ、買い間違えがないのでとても安心ですね。
あとは、PCとDAWさえ用意すれば、すぐに歌ってみたを始められますので
歌い手を目指している初心者にはとてもありがたいセットですね！
Adoさんもスターターセットから始めて、徐々にマイクやヘッドフォンなど
いま使っている機材を買い足してそろえていったのだと思います。
PC
PCに関しては、Windows、Macどちらでも大丈夫です。
もし、いま使っているPCがあるようでしたら、
まずはそちらを使って始めてみましょう！
無料で使えるDAW
DAWも色々あって迷ってしまいますよね…！
歌い手デビューしたいけど、最初からそんなに予算をかけられないよ…
という人もいますよね。
そんな人のために、WindowsとMacで使える
無料の音楽ソフトをそれぞれご紹介しておきます。
もちろん、有料のDAWのほうが圧倒的に使い勝手が良いですよ。
無料の音楽ソフトで慣れてきたら、有料のDAWにアップグレードしましょうね！
Audacity（Windows対応）
AudacityはWindowsユーザー向けの無料音楽ソフトです！
レコーディングやピッチの補正やエコーやリバーブ、
ノイズ除去といった簡単なMIXまで出来ます。
Audacityのダウンロードページ
【無料で簡単！】３分で分かるAudacityの使い方を教えます！
Garage Band（Mac対応）
Garage BandはMacに無料で付属している無料音楽ソフトです！
レコーディングはもちろん、作曲向けの音源が内蔵されているので
簡単な曲作りにも対応できます。
波形編集はあまり得意ではないですが、Macユーザーの入門用としては十分使えます。
操作方法がLogic Proと似ているのでGarage Bandに慣れてきたら
DAWをLogic Proにアップグレードするのも良いと思います。
Garage Bandのダウンロードページ
脱初心者！！おすすめのステップアップ機材
スターターセットで歌い手デビュー出来た…！
レコーディングにも慣れてきたし、もっと音質面にこだわっていきたい…
続いて、そんな人のための、おすすめステップアップ機材もご紹介します！
今回は、特に録音クオリティに影響の大きい、マイクとヘッドフォンについて
まとめてみました。
あと、あると便利な備品もまとめておきますね！
おすすめマイク３選
マイクには大きく分けて、ダイナミックとコンデンサーの２種類があります。
ダイナミックはライブなどで使いやすく耐久性に優れたマイクです。
コンデンサーは湿気などに弱く扱いに気をつける必要がありますが、
繊細で色付けの少ない音質で収録できます。
今回は、歌ってみたのレコーディングに最適なコンデンサーマイクを3つご紹介します。
audio-technica AT2020
おすすめのポイント
高音質でバランスのよい音質で収録出来る
癖が少ないのでどんな声にも合いやすい
１万円台という圧倒的コスパ
オーディオテクニカのマイクはなんといてもコスパの良さです！
初心者でも手の届きやすい価格なのに高音質！
癖も少ないのでどんなボーカルにも合わせやすいのも嬉しいですね。
audio-technica AT4040
おすすめのポイント
クリアな音質で癖がないので使いやすい
AT2020より音像が大きく聞こえる印象
ヌケが良いのに子音が耳障りになりにくい
こちらはAT2020の上位版です。
AT2020よりもさらに音像が大きくクリアに聴こえます。
AKG C314
おすすめのポイント
上位機種のC414XLSと同じカプセルを使用している
C214よりも高域が穏やかでナチュラルな音質
本体が軽くて小さいのでセッティングが楽
Adoさんが使っているC214よりも高域が穏やかなのが特徴です。
声質に合わせてどちらを選ぶか考えてみましょう。
おすすめヘッドフォン３選
高音質で、フラットなヘッドフォンを使うことで、正確に音が聴き分けられるようになります。
その結果、歌唱力の向上にもつながってきます。
そんなクオリティにこだわりたい人のためのモニターヘッドフォンを3つご紹介します！
Sony MDR-CD900ST
おすすめのポイント
バランスが良く歌が聞き取りやすい
レコーディングスタジオの定番
密閉型で歌の録音に最適
Adoさんも使っているレコーディングスタジオの定番ヘッドフォンです。
ヘッドフォンがとても軽いので、長時間の作業でも首が疲れにくいです。
ボーカルが正確に聴きとりやすいので、歌い手を目指している人にぴったりです！
YAMAHA HPH-MT8
おすすめのポイント
音質のバランスが良い
長時間の作業でも耳が疲れにくい音質
ノイズが聞き取りやすいので編集作業がしやすい
Sony MDR-CD900STと比べると柔らかい音質が特徴です。
CD900STだと耳が疲れてしまいがちな人にはこのヘッドフォンがおすすめです。
ボーカルのノイズが聞き取りやすいので、編集作業を緻密にやりたい人にもおすすめです！
audio-technica ATH-M50x
おすすめのポイント
高音から低音までレンジが広い
世界中で愛用されている定番ヘッドフォン
派手な音でモニターしたい人におすすめ
世界中で使われている現代の定番ヘッドフォンです。
現代の音楽にあったレンジの広い音質が特徴です。
オケが派手に聴こえないと歌っていてテンション上がらないよっ…
て方にはおすすめです！
あると便利な備品
マイクスタンド
立って歌いたいときはマイクスタンドを用意しましょう。
立って歌うことで体でリズムを取りやすくなりますし、
声も出しやすくなるのでおすすめです！
譜面台
歌詞カードを手で持って歌うと、紙が擦れてノイズの原因になりがちです。
譜面台を用意しておけばノイズを気にすることなく歌に集中できます。
吸音材
部屋が響いて、リバーブがかかったような音で録音されてしまう…
そんなときは吸音材を部屋の壁などに貼ることで反響を抑えられます。
Adoさんの音楽部屋も吸音材で囲って防音対策していましたね！
まとめ
今回は、Adoさんが使っている機材について解説をしてみました。
スターターキットを使えば初心者でも簡単に歌ってみたを始められそうですね！
歌い手を目指している方は今回の解説を参考にしてみてください！
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