目次
初心者必見!無料ソフトで歌ってみたを録音しよう♪
こんにちは。SoundTreatmentのYouKです。
今回は、無料ソフトでの録音方法をご紹介していきます♪
ちなみに前回は【歌ってみたに必要な機材&ソフト!】に関して特集しました。
是非こちらも御覧ください◎
今回はレコーディングスタジオの定番ソフトProtoolsの無料版ProtoolsFirstの使用方法をみていきます!!
このソフトは、SoundTreatmentでも使用しているいます◎
無料版のProtoolsFirstは多少動作制限があるものの、『歌ってみた』を録音するくらいであれば全く問題がありません。
無料とは思えないクオリティですので使ってみても間違いなしです。
色々細かい事が出来るイチオシのソフトです!!◎
ダウンロード・インストール方法
まずProtoolsForstをダウンロード・インストールしてみましょう♪
私なんかじゃレコーディングソフト使えるはずか無い…
機械音痴でなにがなんだか良くわからない…そんな方もまずソフトを入れてみれるのが第一歩!
無料ですから、入れるだけ入れてみましょう♪ チャレンジ精神が大事です。
step.1 『ソフトのダウンロード』
(※AvidHPの画像①)
Protoolsの無料版ProtoolsFirst
上記URLからProtoolsFirstのダウンロードを進めていきます♪
ページの指示に従って上記①〜⑤をやる必要があるので、書いてあるまま進めていきましょう!
最後のステップまで終完了とインストーラーのダウンロード用リンクが出てきます◎
自分の使っているパソコンに対応しているインストーラーを選択してダウンロード開始します♪
step.2 『ファイルの解凍』
インストーラーのダウンロードが終わったら、フォルダの解凍をします!
すると、するとファイル画像のようなフォルダがでてきますね。
「Setup.exe」をクリックして実行します
(※ProtoolsFirstインストール画面)あとは「ProtoolsFirstをインストール」をクリックして、画面にしたがって進めていくとインストールが完了します!
step.3 『ログイン』
さっそくProtoolsを起動しましょう♪
しかし、起動しようとすると...
メールアドレスとパスワードを要求されました^^;
これは、先ほどstep.1にてインストーラーをダウンロードするときに登録したメールアドレスとパスワードを使います◎
「Sign in」が完了すると読み込みが始まって、ようやくProtoolsFirstが起動します!!
プロジェクトファイルとトラックの作成
ダウンロード・インストールはできましたか??
続いては早速Protoolsを使って歌をレコーディングしていく準備をしましょう♪
ここではプロジェクトファイルと、歌を録音していくトラックの作り方を解説していきます。
せっかちな方々にオススメ!!笑 簡単な動画を2つに分けて作成致しました♪
動画じゃ分からない方、ゆっくりじっくり派の方は下記の解説をご覧下さい◎
Step.1「プロジェクトの作成方法」動画解説
Step.2「オーディオトラック作成方法」
step.1 『プロジェクト作成方法』
ProtoolsFirstを起動したら、最初にダッシュボードというものが出てくると思います。
①「テンプレートから作成」のチェックをはずします。
(※Protools12のダッシュボード画面)
②プロジェクトの名前を入力して、ファイルタイプやビットデプスなどの設定を確認します。
確認が終わったら、右下の青い部分の「作成」を押しましょう♪
ちなみに・・・
◼︎ファイルタイプ:BWF(.WAV)
◼︎ビットデプス:24ビット
◼︎サンプルレート:48kHz
上記設定は、SoundTreatmentの録音推奨設定ですのでご参考までに◎
③プロジェクトを作成するとProtoolsの編集画面がひらきます!!
(※画面はProtools12です。一部ProtoolsFirstと異なる場合があります。)
(※Protools編集画面)
step.2 『オーディオトラック作成方法』
次は録音するためのトラックをつくっていきます♪
まず、Protools画面の上のメニューから「トラック→新規」の順番で押します!
ちなみに...
◼︎Windows: Ctrl+Shift+N
◼︎Mac: ⌘+⇧+N
でも同じことが可能だから使えるので時短ですよ◎
トラック作成画面がでてくるので、Mono・オーディオトラック・サンプルとなっていることを確認して、[作成]を押しましょう!
ちなみに、トラック作成画面で「オーディオトラック」となっている部分を切り替えれば、別種類のトラックもつくれますよ♪
(DAW上で鳴っている音の音量メーターを見れるマスタートラックや作曲・打ち込み用のインストゥルメントトラックなど)
左の画像の用にトラックが作成できたらOK!このトラックに歌の音声を収録していきます!トラック名はダブルクリックで変更出来ます。
「Vo1」などの名前に変更しておくと分かり易いです♪
トラックの各種ボタンの説明
こちらではトラックの各種ボタンの解説をしてきます♪
トラックの各種ボタンを押せば、トラックの「録音」「ソロ」「ミュート」など様々な機能を使用することができます♪
(※Protools編集画面)
さて、オーディオトラックがたちあがりました。
トラックにいろいろなボタンがあるのが見えますね♪(Audio 1と書いていある下の4つのボタン)
左から・・・
◎=トラックレコードオン
I=インプットモニター
S=ソロ・M=ミュート
という名称のボタンです!
【各ボタンについて簡単に説明】
▶︎ トラックレコードオン
これを押すと赤く点滅して録音準備(待機)の状態になります。これを押しただけでは、まだ録音は始まりません!
▶︎インプットモニター
これを押すことで、録音開始せずにマイクの拾う音を確認できます。
主にレコーディングのリハーサルやマイクの拾う音などの確認のために使ったりします。
▶︎ソロ
このボタンを押すと、ソロボタンが押されているトラックの音だけが聴こえる状態になります。
▶︎ミュート
このボタンを押すと、押されている間、そのトラックの音が聴こえない状態になります。
そんな人のためのショートカットはProtoolsならもちろんあります◎
トラックを選択している状態で...
◼︎Windows: Shift
◼︎Mac: ⇧+R,I,S,M
でそれぞれのボタンのオンオフを切り替えることができます。
いちいちマウスカーソルを動かす手間がなくて便利ですよ♪
さっそく録音をしてみよう◎
さあいよいよ録音を開始していきますよ!!
こちらもせっかちな皆様の為に…笑 2つに分けて動画を作成致しました♪
動画じゃ分からない方、ゆっくりじっくり派の方は下記の解説をご覧下さい◎
Step.1「歌などの録音方法」動画解説
Step.2「カラオケファイルの追加」
step.1 『歌などの録音方法』
①左の赤丸で囲ってある場所のトラックレコードオン(録音ボタン)をクリックし点滅させて、トラックを録音待機の状態にしましょう!
②準備ができたらProtools画面の再生ボタンを押すか、スペースキーを押してください。
これで録音が始まりました。
あとはマイクに向かって歌えば録音されていきますよ♪
(録音ショートカット:トラックの録音ボタンを点滅させて、テンキーの③)
マイクにむかって歌って、画像のように波形があらわれれば録音できています。
録音を止めたいときは、Protools画面の再生ボタン隣の□ボタンを押すorスペースキーを押してください。
※録音ができない場合は記事の最後にある補足を御覧ください♪
step.2『カラオケファイルの追加』
歌いたい曲のカラオケを用意したら...
①Protools画面の上メニューの「ファイル→インポート→オーディオ」の順番でクリックしていきます。
②オーディオファイルを選択する画面が出てきます。こちらでオーディオファイルを選択しましょう。
▶︎左下に「現在のセッションに直接追加できますが、正しくないスピードでプレイバックされます。」と表示されている場合、「クリップを変換」を押して変換が必要です!!
(インポート後に音が変だったりテンポがおかしかったら、確認してください!)
③完了を押しましょう♪
ファイルが読み込まれて「オーディオインポートオプション」がでてきます。
「新規トラック、場所:セッションスタート」のままでOKです♪
カラオケが読み込まれましたね!!
カラオケがインポートできたら、カラオケに合わせて録音するだけです♪
録音を覚えたら、どんどん歌を録音して慣れていきましょう!!
歌ってみたデビューはすぐそこですよ♪
補足
無事ProtoolsFirstを使って録音はできたでしょうか??
もし、できていない場合には、設定に問題があるかもしれません。
【よくある失敗】
◼︎オーディオトラックのインプットが違う
マイクはオーディオインターフェイスのどのInputにお繋ぎですか?大体の場合はオーディオインターフェイスのInput1にマイクをつなげていると思います。
Protoolsのインプット設定ががInput2など他の設定になっていると録音されません。
◼︎48Vファンタム電源がオフになっている
この失敗はコンデンサーマイクを使っている人に可能性あります。コンデンサーマイクはマイクケーブルからの電源供給が必要となります。
コンデンサーマイクに電源供給はしていますか?オーディオインターフェイス側の設定を確認して48Vをオンにしてください!
◼︎インプットのゲインが0のまま
オーディオインターフェイスにマイクを繋いでいる。Inputの選択も間違えていない。そんなあなた!!マイクの音量(ゲイン)設定がゼロになっていませんか?インターフェイスの設定を確認しましょう♪
記事をご覧になったあなたも【歌ってみた・MIX依頼の定番??】「SoundTreatment」で是非プロフェッショナルなMIXを体感してみてください♪
次回は歌ってみた依頼時のデータ作成方法、注意点を解説していきたいと思います♪