こんにちは。【歌ってみた・MIX依頼の定番??】「SoundTreatment」代表のYouKです。
ありがたい事に最近凄くMIX依頼が増えてスタッフ共々ヒィヒィ言いながら仕事を回しております。
お待たせしている歌い手さん大変申し訳ない。。。
そんな話はさておき、MIX依頼が増えて尚更思うんですけど、歌い手さんってほんと音声のデータ形式に疎すぎだと思います。笑
せっかくMIXに拘ってMIX依頼してくださるのに、MIX依頼に送るデータの形式がミスってて音質劣化してたら意味ないですからね。本当に…‼︎
今日はそんなお話をお届けします。
みんな大好きmp3ってなんぞや
みんな大好き「mp3」
これは流石に殆どの方が知ってますよね?
mp3は音声形式の1つで、簡単な表現で言うと凄いコスパのいい音声形式です。
どうコスパが良いかと言うと「mp3」は“音声ファイルを圧縮して容量を小さくした形式”で、容量が凄く軽いのに対して割と音質劣化が少ないんですよね
簡単に例える例としては
▼搾りたてそのまんまのブドウジュースがwav
▼濃縮還元のブドウジュースがmp3
って感じです。笑
濃縮還元の方が運送コスト(容量)が減らせるし、還元しちゃえば殆ど元のジュースと変わら無いですから。
ただジュースも同じですが圧倒的に濃縮したり圧縮したりしていない「素の素材」のほうが良いっていう事にはかわりないです。
なので、特に理由が無いならMP3よりWavを使用するべきです。
音声形式の違いによる劣化
mp3はコスパが良いって言いましたけど、mp3にも色々な形式があります。
形式によっては凄く音質が悪いんですよね。
正直、音声形式ってMp3以外にもwavやaifなど、多様に種類があって初心者にはだいぶ分かりづらいと思うんです。
ですので今回1つの基準を示しておきます。
歌ってみたの依頼の際は可能な限り
▼wav形式
▼24bit
▼48kHz
で録音&書き出ししましょう。
お使いの録音ソフトで必ずオーディオ設定、書き出し設定があると思います。
今一度見直してみてください。
歌ってみたの際のインスト(カラオケ)について
僕がMIX依頼を受けていて1番の悩みはここです。
MIX依頼のデータを開くと、かなり音質劣化した状態のカラオケを同封してくる歌い手さんが凄く多いんですよね。
僕が特に歌い手さんに気をつけて欲しい点は以下です
●出来るだけ本家で配布している音源をそのままMIX依頼に送る
ボカロなどの場合は、本家でカラオケを配布している場合が殆どです。
仮に本家の音声形式が「wav 24bit 48khz」でない場合、無理やり自分で音声形式を変えて書き出ししたりする必要はないです。
それをしてしまうとかえって音声劣化の原因となります。
本家で配布されているままの状態がベストだと思いますので、
あまり音声形式に詳しく無い人は、配布されている音源をそのままMIX師さんに渡しましょう。
●youtube、ニコカラなどからツールを使って落とした音源はNG
明らかにyoutubeなどから落としたオケを送ってくる方が結構多いんですよね。
youtubeなど動画サイトの音声はあまり良いものとは言えません。
音質が悪いとMIXの難易度がかなりあがってクオリティーに多大な影響を及ぼします。
また、著作権的にも怪しいので避けましょう。
MIX師がなぜそこまで音声形式に拘るのか
正直よくわからない歌い手さんなら
「MIX師の奴ら音声形式とかうるさいなあ。音なるならなんでも良いじゃん!」
とか思ってると思うんですよ。笑
でも実際は音声形式ってめっちゃ大事で、そこでだいぶクオリティが変わってきちゃいます。
てか混ぜる時に一番どうしようもなら無いのって音質が悪い時です。
録り音さえ良ければ割とどうとでもなるんですけどね…
MIX依頼する人って少なくとも「音に拘りを持っている人間」なわけじゃないですか?
ですので、音声形式にも少しだけ感心を持ってください!
歌い手の皆さん!!今一度音声形式を見直してみてください!
まあ最悪わからなければしょうがないですけど…笑
基準は「wav 24bit 48khz」です!
まとめ
今回は意外と歌い手さんが軽視しがちな音声形式について解説いたしました!
記事をご覧になったあなたも【歌ってみた・MIX依頼の定番??】「SoundTreatment」で是非プロフェッショナルなMIXを体感してみてください♪