Ayaseさんの人気沸騰のきっかけともなったボカロ曲「ラストリゾート」
それは「死」をテーマにした楽曲でした。
- 少女の笑顔に隠された想いは?
- 曲名に隠された意味
- 歌詞に描かれた物語とは?
ラストリゾートの歌詞やMVにはどんな意味や背景が込められているのでしょうか。
Ayaseさんの「ラストリゾート」について徹底的に解釈していきます。
目次
「ラストリゾート」とは
ラストリゾートは2019年4月30日に公開されたAyaseさんのボカロ曲です。
切ないような苦しいような楽曲に胸を打たれますよね。
ラストリゾートはAyaseさんの楽曲初投稿から1年以内で230万再生を突破しています。
上り詰める速さに衝撃を受けますね...
改めて初投稿から1年を振り返って
ラストリゾート230万再生
夜に駆ける130万再生
累計再生回数約740万回
チャンネル登録者数7.5万人
ツイッターフォロワー数1.2万人
これ全部去年の今頃は0だったんだと
しみじみと想いふけっております。
来年は更にスピード上げていきます。https://t.co/EtMWVqjibR— Ayase (@Ayase_0404) December 26, 2019
Ayaseさんの曲に対してのコメント
ハッピーエンダー再生回数3万回↑💎
キャスで話したことがありますが、
実はラストリゾートと対になってる曲です後悔と絶望の中から諦めずにもう一度前を向くお話がハッピーエンダー
後悔と絶望に呑まれて全てを諦めてしまったお話がラストリゾート
結末は変わるんです。https://t.co/EtMWVqjibR
— Ayase (@Ayase_0404) July 17, 2019
他のツイートでもAyaseさんはラストリゾートに対して
テーマは「自殺」
「歩き疲れたところで終わりにしようか」
そうコメントされています。
Ayaseさんからの言葉でも"疲れた人生の最後"を意味した曲だということがわかります。
イラストの少女の笑顔は、全てに絶望して諦めた笑顔なのかもしれません。
よくみると少女が立っているのも屋上の柵側です。
これから終わりを迎えようとしています。
「ラストリゾート」曲名の意味
ラストリゾート(=last resort)は、最後の手段という意味です。
英語の辞典ではラストリゾートいう言葉の意味を
A final course of action, used only when all else has failed.
「全ての望みが潰えた後の、仕方なくとらざるを得ない行動」
こう表現しています。
すべてに絶望した上で本当の最後という印象が強いですよね。
楽曲でも本当に最後の手段が「自ら命を断つ」ことなのかもしれません。
MVに描かれるカラスについて
「カラスが鳴くと人が死ぬ」
そういう言い伝えがあります。
MVに描かれているカラスは、少女の死を知らせているのかもしれません。
「ラストリゾート」歌詞解釈
14時に起きた最終日
主人公の少女は昼過ぎの14時に起きます。
「嗚呼 またやって来た今日」と言っていることから
少女にとって生きることがとても辛いことだと
ひしひしと伝わってきます。
「僕の最終演目」
今日が彼女にとっての人生の最後の公演です。
42℃のため息の意味
歌詞では42度のため息と表現されていますが、この数字にはどんな意味が込められているのでしょうか。
「42度は人間が死ぬ温度」
人は体温が42度以上になると生きられません。
彼女にとっての死が表現されていると解釈できます。
リンスが切れる、洗濯物がたまる
それは人の生きるために必要なものですが、乱雑になっています。
どこが他人のように自分のことを評価している様子が描かれています。
もうすでに生にこだわっていないことがわかります。
そんな彼女は自分のことを「ゴミ溜め」と言っています。
最後の自由
「逃げ場の無い世界で逃避行」
逃げることができない世界ではリタイアするしか逃れることができません。
少女の最終日。
どこに行こうか、どこまでも笑っていよう。
それで疲れたところで終わりにしようとしています。
彼女はある意味最後は自由なのかもしれません。
絶望の理由は?
少女は自分自身と対話を繰り返します。
もう全てに諦めてしまった少女自身は
「こんなもんさ」と言っています。
"こんなもん"そう諦めて興味のないような言い方には
微塵も希望が感じられません。
彼女にとって何がそこまで絶望に落とさせたのでしょうか。
置き去りの僕。
「行き場の無い世界に花束を」
これは少女自身の姿を比喩した言葉なのかもしれません。
花束にされる花は全て切り花です。
だからどんな華麗な花でも徐々に萎んで醜く枯れていきます。
生きづらい世界に枯れていった自分自身なのではないでしょうか。
また花束には渡す人への想いが込められています。
少女から世界に渡される花には「さよなら」
そんな選別の言葉が添えられているのかもしれません。
もう散々。誰もいない。
散々だってもう何回目だって嘆いても憂いても誰にもその声は届きません。
少女は自分の抱えた感情を誰にも吐き出せなかったのだと解釈できます。
だから、助けは誰も来なかったのかもしれません。
そんな少女は虚しさも感じつつも最後へ向かっていきます。
これでいいの
「これでよかったんだって何度も唱えて」
その歌詞には少女が「これでいいんだ」と自分に言い聞かせている意味合いが含まれているように感じます。
ユートピアは理想郷を意味します。
少女は理想郷に行くことはできず、この世から去っていきます。
「あの時...」
この言葉が最後に引っかかります。
少女はどこかで生き方を間違えてしまったけど、
もうそれは引き返せない、遅かったと言っています。
少女が過去に犯した何かがあったと考えられます。
命を立ちたくなることの出来事とは...
「愛する人の死」なのではないでしょうか。
最後に
ラストリゾートの歌詞には死に関する少女の想いが綴られていました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はラストリゾートの歌詞解釈をさせていただきました。
MIXでお困りの方、お任せください♪
SoundTreatmentでは、プロアマ問わずMIXで宅録のクオリティーUPのお手伝いをしています!
メジャー流通のアーティスト、100万再生越えのYoutuber、有名歌い手などを手がけるエンジニアがMIXを担当します。
年間500件近くのアーティストを担当し、多くの方から好評を得ています。
初心者の方でも、有名歌い手やプロの歌手と同等のMIXが可能ですよ!
\\いまなら初回2000円OFFキャンペーン中//
こんなことができます◎
・音程やリズムを正確に補正してもらえる
・メインの歌からハモリを生成しリッチな仕上がりに
・市販のCDのような高音質な音質、声質に加工してもらえる
ピッチ補正やコーラス加工・エフェクトもお任せで実現可能!
歌ってみたやボカロ曲のMIXやオリジナル曲・バンドMIXまでお任せください♪
Twitterフォローで最新記事をお届け♪
SoundTreatmentの更新情報、キャンペーン。MIX師の呟きをチェックしよう!