すりぃさんの最新曲「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」の歌詞・MVにはどのような意味が込められているのでしょうか?
今回は「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」に込められた意味について徹底的に解釈していきます。
目次
ジャンキーナイトタウンオーケストラとは
ジャンキーナイトタウンオーケストラは
2019年の最後に公開されたボカロPすりぃさんの最新曲です。
『どーでもいいこと呟いてんな』
すりぃさんは動画概要欄にて作品についてコメントしています。
呟いたという言葉からはSNS関連のことを想像できますよね。
作品にはどんな物語が描かれているのでしょうか。
「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」の考察・歌詞解釈にうつります。
歌詞解釈
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主人公は浮気を目撃した状況から物語はスタートします。
キスシーンを目撃した後の主人公の表情が驚きと焦りに満ちていることからも浮気された直後なのではないでしょうか。
歌詞では「陽性?陰性?」と疑う様子が描かれています。
「数学的カリスマ気取り」「インテリぶる男性」
彼女を取った男性は、お金も持っていて頭がいい人だと示唆している歌詞だと考えられ、
「4畳半ミュージック」「アルコールとキャスター」
上記の言葉は主人公を表していて
4畳半の小さい部屋で音楽をしているミュージシャンだと分かります。
彼女を取られた男性は..?
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浮気現場を目撃した主人公は、現実逃避するために深夜駆け回ります。
そして耳元で囁く看護師の「さっさと落ちてしまえ」の言葉とともに
男性は落ちていきます。
ここで落ちていっているのは
精神が病んで行く様子と壊れた心を満たすために何かに手を出してしまうのではないでしょうか。
手平の数字の意味
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男性の手に「0」という数字が出てきていますよね。
手の上の数字はSNS上のフォロワー数を意味しているのではないでしょうか。
女性に浮気されたタイミングから手のひらに数字が出てくることから
浮気がキッカケで人と繋がれるSNSにハマり始めてしまったとも考えられます。
また、カラフルな有象無象の人々はみんな絶望したような反応をしながらみんな「手」を見つめています。
全員がSNSの数字に執着している様子が描かれています。
炎上騒ぎ
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主人公は、浮気されて躍起になって過激なことをしてしまいます。
MVではライターに火をつけてビルを爆発させています。
そして、主人公は焦ってその場から逃げていきますが
このタイミングで主人公の手の平の数字が「1」に変わります。
ここから主人公の数字への依存が始まっていくと考えられます。
仮面のピエロ
ジャンキーナイトタウンオーケストラの2番で変貌する主人公のモチーフはラットです。形が分からなかったので練り消しで模型を作って描きました。ここだけの話イメージはジョーカーではなくて映画「マスク」だったりします…🤫https://t.co/zcwdjVCIhN pic.twitter.com/Zxn5idemfP
— ねこぜもん (@nekozemon) March 1, 2020
道端でうずくまっている少女に対し主人公が手を出しますが
仮面をかぶった主人公の裏の顔が出てきて
少女は驚き逃げてしまいます。
何者にもなれずに今も、何者にもならずに問うか?
主人公は躍起になり騒ぎを起こしてしまったことで
自分の中に悪魔いる悪魔が目覚めてしまった様子なのではないでしょうか。
それに無意識に感づいた少女は怖くて逃げたと考えられます。
「何者にもなれず」は主人公は自分自身を見れていないことを意味していると解釈できます。
だから、自分の悪魔的な面も認識できていません。
彼女が離れて行く瞬間に手の平の数字は元の「0」に戻ってしまいます。
手の平の数字の意味は誰かからの好意を含んでいるのでしょうか。
パラノイア革命の意味
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パラノイアは妄想を始終持ち続ける精神病を意味します。
妄想症とも言うそうです。
主人公がぶっ飛んでいる様子を描いているように感じます。
彼は仮面を被り前回と同じような騒ぎをまた起こします。
そして騒ぎとともに手の数字は急激に増加し彼は笑顔になっていきます。
ジャンキーは薬に溺れることを意味しています。
主人公は薬に溺れて理性がなくなり快楽目当てに仮面をかぶって騒ぎを起こしているのかもしれません。
楽しい時間も長くは続かない
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爆炎の中で笑っている主人公は仮面が取れていて、素顔がバレてしまいます。
犯罪を起こしているわけですから、主人公は指名手配されてしまいます。
爆炎を現代で言う炎上だとか考えたら
炎上に対し傍観し、本人を特定して流す人もSNS上にはかなり多いですよね。
その状況を描いているのかもしれません。
主人公は色々な人に追いかけられ追い詰められて数字もどんどん減少していき..
逆に、主人公を特定したフードの人物の数字は主人公の全盛期の桁違いに増加します。
数字への異常な執着が描かれています。
中毒性の高い数字
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主人公の数字が0になった瞬間に手の平の数字は薬に変わります。
フォロワー数を意味するような数字は彼らにとって麻薬のようなものなのかもしれません。
数字がなくなった主人公は荒れ狂い指名手配されたことによってどこにも居場所がなくなってしまいます。
ですが、その中で幼少期を看護師に慰めてもらったことを思い出し、
再度クスリを飲まされます。
ならばったりここらでやめにしよう
主人公の数字に執着した生き方はここで終わることを示唆していると解釈できます。
彼はリセットして再スタートします。
主人公は自分の素顔をだし、最初に目指していた音楽で世間に勝負しにいきます。
彼女に浮気されることによって
彼自身が目指していた夢を否定されたと感じていたのかもしれません。
だから歌詞にあるように「しょうもなくて」も自分の目指した道なら突き進もうと再決心しているのではないでしょうか。
イレギュラー
MVでは監視されているような場所へ主人公は攻撃をするシーンが描かれています。
手の数字にこだわるように仕向けた組織?運営?に対するものなのでしょうか。
そして主人公はイレギュラーとして管理されず立ち向かいます。
前のシーンで看護師に飲まされた薬のおかげだと解釈できます。
だから、ずっと主人公を見てくれていた看護師の女性は唯一の味方だったのかもしれません。
実際に組織のような場所には、看護師に似た人がたくさんいることがMVからわかります。
彼女もまたイレギュラーを起こしたとかが得られます。
運営の管理者は主人公の父親?
何度か主人公に似た男性がMVに登場しています。
幼少期の主人公とモニター室で絡んでいる様子も映し出されています。
髪色や髪型が似ていることからも親子関係だとも解釈できます。
幼少期の主人公の手には手術跡の縫った様子もあることから
もしかしたら父親はこの管理された世界を正すために子供に託していたのかもしれません。
最後に
すりぃさんの「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」にはSNSに絡めたような内容が多く描かれていました。
SNSに縛られずに自分自身を肯定して生きていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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