僕らまだアンダーグラウンド - Eve MV https://youtu.be/nBteO-bU78Y

ボカロ曲解釈 コラム

【バケモノに込められた意味】Eve/僕らまだアンダーグラウンドの歌詞を徹底解釈

Eveさんの最新曲「僕らまだアンダーグラウンド」の歌詞・MVをしていきます。

・バケモノになった理由
・世界が二分されている!?
・社会的な背景

などなど意外と知られていない歌詞の詳しい意味などの真相に迫っていきます◎

「僕らまだアンダーグラウンド」歌詞解釈

"アンダーグラウンド"の意味とは?

僕らまだアンダーグラウンド - Eve MV

"アンダーグラウンド"とは、直訳すると"地下"という意味ですが、別の「闇」の意味も含まれています。

アンダーグラウンドの意味には、法を逃れた"非合法のもの"や"違法"を示す場合もあります。

「僕らまだアンダーグラウンド」のイントロのシーンでは現代のビル街から下に潜って異世界のような世界が隣り合わせのように広がっているシーンが描かれています。

その映像からも直訳として"地下"とも捉えられますが、他の暗い意味も含まれているのでしょうか?

それでは「僕らまだアンダーグラウンド」の歌詞・MV解釈に入っていきます。

主人公の少年少女

僕だけでは貴女のことを満たすことはできないけれど、

貴女が困っているとき
貴女が悲しいとき
貴女が悩んでいるとき

そんな時は、僕が寄り添って支えることはできるよ。とずっと考えて一夜が明けてしまった。

最初の歌詞だけを見ていると「恋」の物語とも考えられます。

MVでは2つの世界が描かれていて、異世界には赤髪の男の子、現世界には黒髮の女の子が登場しており、

ふたりの世界が紙一重で存在しているような描写がされていて、ふたりのすれ違いを描いているとも解釈できます。

また、支えてあげたいけれど「自分だけでは力不足」と言うような非力さを嘆いている歌詞もあることから何かしらの葛藤が描かれているとも考えられます。

「本当の自分は?」

親たちは「あれもダメこれもダメ」と子供達がしたいことはダメと言い「君のため」と何かを強制されることもある。

やりたいこともできずに、やりたくないことはやらされる

そんな息が詰まるような親の子供扱いについて歌詞に描かれていると解釈できます。

親のエゴかもしれませんが、子供を思っての「愛」ある言葉ということはわかっているけれども、行動や感情を制限されすぎて

「本当の自分」を見失いそうになる思春期の少年少女の心情が表現されています。

内緒の恋の共犯者

主人公は「自分はバケモノだ」と美しく笑った少女に対して、そんなことないよと言っています。

少女は、前の歌詞でわかるように親が子供のために言うあれこれを邪険に扱ってしまう自身の醜さや弱さからを自分は"バケモノ"だと表現していると解釈できます。

また歌詞に出てくる"共犯者"は悪い意味ではなく、タイトルにもなっている"バックグラウンド"とかけた言葉だと推測できます。

バックグラウンドは、"地下または違法"を意味します。

共犯者というのは、大人(親)にとってはまだまだ子供な自分たちが"恋愛"をするのは、まだ早いからそれをイケナイこと=犯罪と表現しています。

だから、そんな悪いこと(内緒の恋)をしている共犯者だと表現しているんじゃないかと考えられます。

拓けた世界

逃げていた昔の自分とは"バイバイ"

そして、自分たちが最高に幸せになる"喜劇"にするために、少年少女は親に縛られて逃げていたのをやめて1歩1歩自分自身を生き始めようとします。

その自分自身が変わって行くキッカケが"恋"なんじゃないかと推測できます。

MVでは、別の世界にいた少年と少女が水の中に飛び込んで出会ってしまいます。

二人が出会ったことで、二人の世界が輝き出していくことを示すように世界がひらけたような印象を受けるシーンが流れています。

大人を批判した意見?

【歌詞の意味】
焦燥=イライラしている

まだまだ子供で、優柔不断で間違いもたくさんする僕たちだけど、イライラしてばっかのそんな声は僕たちには届かない。と言っています。

この声は"大人"の考え方や言葉で解釈で、世間体やエゴを重ねる大人を子供達が感覚的に掴んでそれを批判しているように解釈できます。

二人で一緒にいる時は素敵な時間だけど、家に帰ればまた縛られた自分に戻ってしまう、そんな寂しさが歌詞に表現されています。

二人が出会うことで、一緒になって考えて行動を起こそうとして前向きに物語が進んでいっているような印象を受けます。

バケモノの意味

自由になりたいけど優柔不断な自分たち

だけど、自分たちの自由の理想を叶えるために奮闘しようとしています。

その本気の言葉ですら笑う、こんなところから出て行くんだ。

それを歌詞では"こんな街からさようなら"と表現していますが、街ではなく歌詞の流れから見るとそれは"現実逃避していたこと"と考えられます。

今まで、ずっと言えずに我慢していた想いを吐き出すことを現実に向き合うと言う意味で「この街=逃げていた世界」と表現しています。

また自分たちを"バケモノ"と表現しているのは、他とは違って異質なことを印象付けているのかもしれません。

他の人と違う選択や生き方それを人間とは違うバケモノで異質さを強調しています。

違うのは、一人じゃないよ。

(※一度解釈した歌詞の解釈は割愛します)

MVではバケモノたちが"自由"と書かれた看板を掲げています。

他の人とは違うでも、自分と同じように違和感を見つけてそれを変えるために生きようとしている人もたくさんいるから、一人じゃないよ

そんなメッセージがMVから伝わってきます。

伝えるべき時

1回だけのチャンスだから行かなきゃ行けない。

それは、飛び立つ(自由になる)前に話さなきゃ行けない相手とは"親"なんじゃないかと思います。

これからまっすぐに生きて行くために、親にもちゃんと納得してもらうために向き合う。

そんな決意が歌詞に描かれていると解釈できます。

言えなかったこと、我慢していたこと、本当にしたいこと。

その全てを伝えるんじゃないかと思います。

この先ずっと...

この先もずっと完璧にはなれない僕らだけど、一緒に歩んでいこう。

そんなメッセージが歌詞に込められています。

でも、思い出の中=過去にすがらないように前をむく。後悔のない人生を送ろうと言う意味なんじゃないかと解釈できます。

(※一度解釈した歌詞の解釈は割愛します)

MVでは、二人の世界が崩れかかっていて、自分たちの手によっても壊そうとしています。

壊そうとしているのは、自分たちの作り上げた世界=現実逃避していた世界なんじゃないかと思います。

だから、この街=逃げていた世界からサヨナラをしていると解釈できます。

醜いバケモノ

(※一度解釈した歌詞の解釈は割愛します)

リアルの世界で、自分らしく生きるために今までの自分とバイバイをする。

そして、最高の世界で幸せに生きるために前に進んで行きます。

しかしMVでは黒いバケモノが、少年の影から出てきて膨らみます。

これは少年少女の中にある"不安"や"恐怖"を表現していて、今まで少年少女たちが現実の世界から逃げていた元凶とも考えられます。

Sのバケモノから少年少女は手を繋いで必死に逃げます。

僕らまだアンダーグラウンド

最低でもいいから、一生懸命自分たちなりにもがいていこう。

超えれなくても、潜ってでもいいから綺麗だけじゃなくて、汚くなってもいいから今を生きよう。

そんなメッセージが曲に込められているように感じました。

まとめ

Eve最新曲「僕らまだアンダーグラウンド」の歌詞解釈をしてみました!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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