かいりきベア / アイ情劣等生を歌詞解釈しました：狂ったリリカへの愛

アルカリレットウセイに続くかいりきベアさんの楽曲「アイ情劣等生」。

楽曲の名前からも続編の楽曲だということがわかります。

アルカリレットウセイからの隠し要素や主人公同士の関係性など

今回はアイ情劣等生を徹底的に歌詞解釈していきます。

アイ情劣等生とは

アイ情劣等生はかいりきベアさんがゲームコンパスに書き下ろした楽曲です。

魔法少女ルルカのテーマソングとなっています。

かいりきベアさんらしいメロディとキラキラした魔法少女キャラとは不似合いなダークさに虜になりますよね。

魔法少女リリカ・ルルカとは？

◆リリカの設定：
"キミのところに行ける魔法があればいいのにね"
「魔法少女リリカルルカ」の主役。
人気はルルカのほうがある。

◆ルルカの設定：
"夢を光に、愛をとどけに！"
「魔法少女リリカルルカ」の主役。
「リリカ」とずっと一緒にいる。

引用：コンパス

公式サイトには魔法少女リリカ☆ルルカの設定が書かれています。

魔法少女リリカ☆ルルカは５人組の魔法少女を主人公としています。

まだ、リリカとルルカしか詳細が公開されていませんが後々登場するかもしれません..

出典：かいりきベア×林Pが教える『#コンパス 』リリカ誕生秘話

ルルカはリリカのことが大好きですが、ルルカのほうが人気があります。

かいりきベアさんはリリカについてインタビュー記事で詳細を明かしていて

「ルルカのほうが人気があるというところで、リリカは劣等感を感じているんじゃないかと思ったんです。

そこで、ゲーム内では明るく振舞っているんですけど、本当は自分を繕っている少女というのを書いてみました」

かいりきベア×林Pが教える『#コンパス 』リリカ誕生秘話より

リリカはルルカの人気に対して劣等感を感じいるんです。

ですが、ルルカはリリカが大好きで側にいたいだけということがわかります。

楽曲でもリリカと何度も呼んでいる事から依存するレベルで愛しているのでしょう。

人気で負けて劣等感に苛まれるリリカ、人気よりもリリカを愛しているルルカ。

うまく噛み合っていない歯車を感じられます。

リリカが死亡するとルルカが狂化する

リリカが死亡するとルルカが怒り狂い強化か…。なるほどな。

そういえばリリカと言えばリリカって頭痛薬があるが、その効果が服用時に興奮した神経を鎮めて頭痛を抑制するそうだ。

アレ待てよ？…逆に考えるとリリカが無いと神経は興奮状態…。
もしや、リリカとリリカは繋がってる！？#コンパス pic.twitter.com/IdYcFq2Rnq

— メガモル (@MEGA_mr6) January 26, 2020

実際にリリカという名前の頭痛薬が存在します。

リリカカプセルは興奮物質を抑えて鎮痛作用をもたらします。

実際にコンパスのゲーム内ではリリカが倒れるとルルカが怒り狂い強化されます。

つまり、ルルカはリリカがいないとまともでなくなるということがわかります。

ルルカの後ろに一瞬リリカが現れる

かいりきベアさんの楽曲『アイ情劣等生』のイラストを担当させていただきました。

💛💖

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▼YouTubehttps://t.co/FbbQ4DWtpQ pic.twitter.com/2UooFuA7m6

— のう (@nounoknown) June 27, 2020

MVのなかでルルカがひたすらリリカの名前を呼ぶシーンがありますが、

そこで一瞬リリカが登場しています。

MVではリリカが出るシーンだけは、右手に書いてあるハートマークが砕けます。

"壊れた愛情"が表現されているのでしょうか...？

それではアイ情劣等生を曲名や歌詞から解釈していきます。

「アイ情劣等生」曲名の意味

曲名では「愛情」「劣等生」を意味していることがわかります。

"愛情が劣っている"とそのままの意味ですが、なぜ"アイ"だけがカタカナなのでしょうか？

• アルカリレットウセイ
• アイ情劣等生

見て分かるようにアルカリレットウセイは全てカタカナです。

先に歌詞に触れると"欠点も心配も無いの"とルルカは自分が完璧だと言っています。

完璧なルルカだけど"愛"だけは完璧じゃないことを意味しているのだと解釈できます。

また、リリカは劣等生だから曲名が全てカタカナだと考えられます。

「アイ情劣等生」歌詞解釈

ルルカは完璧な魔法少女

"一切の失態も無いの"の歌詞から始まるように

ルルカは完璧な魔法少女で実力も人気も思うままにしています。

周りに求められるものが何かわかっていて、周りから見れば秀才で満点の完璧人間です。

ルルカはサイコパスなんじゃないか？

サイコパスは、愛情や思いやりが極端に欠如しているにも関わらず、表面的な魅力はあり人気者だと言います。

そして不安や恐怖もないため困ることもありません。

また誰かに依存したいという想いが強いそうです。

愛情が欠落していること、MVで見れるルルカの二面性などを含めるとルルカはサイコパスなんじゃないかと解釈できます。

リリカへの異常な執着

歌詞の中でルルカは

"あなただけに止まんない愛"
"数多の笑み..私だけに捧げて"

ルルカに向けて独占欲とも言える愛情を歌詞の序盤から出しています。

魔法少女の設定ではルルカの方が人気が高いようでしたが、

ルルカはリリカに色々な人に笑みを浮かべて欲しくないから、ファンを奪っているのではないでしょうか？

リリカが好意を向ける相手を作為的に減らしていると考えられます。

リリカを欲する心

"今はすぐ傍でそう解けない絆で誰にも取られたくないよ"

リリカへの愛情が増えすぎて行き場がなくなってしまいます。

魔法少女という役は、ルルカからしたら色々な人にリリカを見せてしまう場なのかもしれませんが、

大事な役目を担う魔法少女というチームを組むことで、簡単には離れることができなくなります。

ルルカにとって魔法少女はリリカを縛り付ける場所なのではないでしょうか..？

真っ黒になっていく心

ルルカのリリカへの思いはどんどん溢れていきます。

居場所のない想いはどんどん心に溜まって黒くなっていきます。

嫉妬の感情でルルカの心は覆われても、リリカへの愛情は変わりません。

"絶対誰のものにもならないでね"とリリカへの想いが歌詞に出てきます。

愛に苦しむルルカ

ルルカは愛しすぎた結果、黒い感情にさらに呑まれて理性が蕩けていきます。

リリカリリカリリカリリカリリカと何度も繰り返すシーンに入りますが、

おかしくなっていくリリカへの閉じ込めた感情だとわかります。

ルルカはおかしくなるほどの愛情を隠して、仲間としてリリカと接します。

もし、リリカに恋人ができたらどうなるんでしょうか...

最後に

全て完璧だけど愛だけは不完全なルルカ。

黒い気持ちだけど嫉妬など共感で切るところがありますね。

今回はアイ情劣等生を歌詞解釈しました。

最後まで呼んでいただきありがとうございます。

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