こんにちは。【歌ってみた・MIX依頼の定番??】「SoundTreatment」代表のYouKです。
soundtreatmentを始めてから常にクリエイターを募集しているんですが、なかなか良い人材って見つからないものなんですよね。
先日ツイートしたんですが、
「10回中6回とか7回は仕事をこなせる人」ってそこそこ居るんですが、「10回中10回ちゃんと仕事をこなせる人」って本当に少ない…
もちろん人為的なミスや単に求められていたものと方向性が違ったみたいなことは仕方ないですけどね。
だって人間だもの。笑
僕もケアレスミスしたり、お客さんの思っていた方向性と僕の思っていた方向性が違ったなんてことも偶にあります。笑
そんな時はみなさん気兼ねなくリテイクをどうぞ!!笑
まあそんなこんなで、最近新しいクリエイターを試験で仮採用したりする機会が増えてきたんですが、その際に「報酬をどう決めるか」が凄く難しい問題だという事に気がつきました。
今回はクリエイターを雇う経営側でもあり、雇われる側のクリエイターでもある僕なりに、報酬への考えだったり葛藤をまとめてみようと思います。
労働時間への報酬?作品の価値への報酬?
同じクリエイターの報酬でも
▼労働に対する報酬
▼作品の価値に対する報酬
この2つでは大きく違うと思います。
例えばコンビニ店員のバイト。
これは労働への報酬が支払われますよね♪
ですが、例えば有名画家がサラッと絵を描いた時。
これは例え10秒で描いた絵でもウン10万円の価値がついたりすることもあるでしょう。
これに対して「お前10秒しか仕事してないやん!!ぼったくりか!!」て意見は的外れな訳です。
こういった行為は大人として恥ずかしいのでやめましょう。笑
芸術家にはそれだけの“価値”があって、それがどれくらい時間がかかったとかは関係ないんですよね。
クリエイターに報酬を支払う際には、それが「作品の価値に対する報酬」なのか「労働に対する報酬」なのか考える必要があると思います。
今回は主に「労働に対する報酬」に対して話を進めていきます。
同じクリエイターでも掛かる時間が全然違う
僕がSan-T君だったり、仮採用のスタッフだったりに支払う報酬の基準はザックリ「時給換算最低でも千円は超えるだろう」くらいの価格が基準です。
もちろんここから技量によって時給が昇給しますw
つまりは「労働に対する報酬」ですね。
しかし、ある日San-Tくんと雑談していて発覚したんですけど、僕が1時間でこなせる仕事量と彼が1時間でこなせる仕事量には大きな差があったんですね。笑
今となっては時給1000円以上の仕事をして居ると思いますけど、初期は時給500円にもならなかったんじゃないでしょうか…笑
全然悪意でもなく、本当に自慢でもなくて、この時初めて「プロと駆け出しのクリエイター」には大きな差があることに気がつきました。
僕の普段接するクリエイターさんたちはプロの方が多いので、僕が「普通」って思っている技術力やスピードって「普通」じゃなかったんですよね。
僕はそれを「普通」だとおもっていたのですが、僕の周りは一般人からしたら「超人の集まり」なのかもしれませんw
例えば「プロを目指している」って人に頼むなら、全部僕が思う基準で良いのかもしれませんが、
それを単に「お小遣い稼ぎ」だと思っている人に、
僕の思っている「これくらいこの速度でできるっしょ?だからこれくらいん金額ね〜」みたいなのを押し付けるは、なんだか違う気がします…。
じゃあ何を基準にギャラを決めるのか??
とても難しい…笑
10回10回結果を出せないクリエイターの報酬は?
最初の話に戻るんですが、「10回中10回結果を出せないクリエイター」に仕事を頼むと報酬の決定がすごく難しくなります。
僕が他のクリエイターに仕事を依頼する場合は「これをこの金額で、この日時までにお願いできますか?」って質問の形で依頼のメールを送るんですが、
例えば依頼して戻ってきた作品のクオリティーがあまりにも低かった時ってどうしましょう?
そんな時は、その人の仕事を一回白紙に戻して、別な人に依頼しなおすことになります。
そうするともう予算が赤字…
この場合って報酬ってどうするべきだと思いますか?
仮に育成中のクリエイターなら仕方ないですが、
僕は場合は「報酬を全額渡してもう仕事は頼まない」という選択肢を取ることが多いです。
本来であれば別の人に依頼し直さなければならない状態なら、その仕事を達成出来なかったクリエイターの報酬は減額したり報酬が無しになっても文句は言えないのかもしれません…
ですが、僕自身もクリエイターなので「まだ未熟ですごく時間がかかったんだろうなあ」とか、つい色んなことを想像してしまいます。
あ、因みにあえて言っておきますが「お前の仕事気に入らねえ!!出来てねえから金は払わねえ」みたいなイチャモンは論外ですよ!!笑
でも、僕自身「これって僕の求めてるクオリティーが高すぎて、もはやその人にとってはイチャモンなのかな?」みたいな葛藤も依頼側としてはあって、難しい問題です。
そんな経緯もあって、結局そういう婆は「ちゃんと提示した額を払っちゃって、今後はもう二度と頼まない」みたいなことが多いです。
なんかちょっと冷たいような気もします。笑
でも先日友人に「お前の考えは甘すぎる、少しでも目標に達成出来なかったらその仕事は無料でやるべきだ」と言われてそんな考えもあるんだなあと思いました。
まあ結局これが「10回中10回安心して依頼できるクリエイターが重宝される」というところにも繋がりますよね。
俺なりのアンサー
芸術系の仕事は特に、「クオリティーの判断」っていう部分が難しくて、
先ほど述べたように「いや、それお前の求めてる基準高すぎだからw」みたいなこともあると思うんですよ。
僕自身クリエイターなので、クリエイターへの報酬はしっかり払われるべきという強い認識があって、そこはちゃんとしたい。
なので僕なりの考えをまとめてみました。
◎第一前提として「クリエイターの報酬は成果に対して払われるべき。
クリエイターの報酬は成果に対して払われるべきです。
クオリティーが高い人には相応の金額を支払うべきですし、その逆も然りです。
◎依頼するクリエイターの実力を知っておく
クリエイターが持っている実力を超えた依頼をこなすのは物理的に不可能です。
僕の場合は「クリエイターを育てる」という目的で、実力以上のことを追求する事はあります。
ですが、自分でもその技術に精通していたり、詳しかったりしない限り、実力以上の事を引き出すのは無理だと思います。
基本的にはそのクリエイターさんが出来そうな事の範囲で依頼をするべきです。
◎報酬をもらう側は責任を持つ
クリエイターは自分の「能力」で報酬を貰っています。
「自分の能力」が果たして報酬に見合っているのか常に考え続ける必要があります。
最近は「ココナラ」や「Twitter」など自分の能力を売り出し出来る場所が凄く増えてきました。
だからこそ自分の能力がどれくらいのモノなのか知っておきましょう。
意見求む
上記に僕の意見をまとめてみました。
「仕事が目標に少しでも達成しなければ、その仕事は無料でやるべき」という友人みたいな考えの人も結構おられるのかな???
皆さんはどう思われますか?皆さんの意見求む!!
ぜひ記事の引用ツイートなどでご意見聞かせていただけたら嬉しいです!
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