ロスさんの「自主~はい 私がやりました~」の楽曲にはどんなメッセージや意味が込められているのでしょうか。
・歌詞の意味や内容
・あの子の末路とは?
「自主~はい 私がやりました~」について徹底的に解釈していきます。
目次
「自主~はい 私がやりました~」とは
「自主~はい 私がやりました~」は2021/07/12に公開されたロスさんのオリジナル曲。
Youtube本家の再生数は730万回越え。
強烈なサムネ、声色、世界観で大人気の曲です。
どこか不気味な感じが漂い、つかみどころがないこの曲に
どんな意味が込められているのかを徹底解釈していきます!
「自主~はい 私がやりました~」曲名の意味
自首ではなく、自主
まず二つの言葉を紹介させていただきます。
自主:
他からの干渉や保護を受けず、独立して事を行うこと。
デジタル大辞泉
自首:
犯罪者が、その犯罪やその犯人の発覚する前に、官憲に対し自己の犯罪事実を申告し、その訴追を求めること。刑の減軽事由となる。
精選版 日本国語大辞典
タイトルで使われている言葉や、主人公の行動は「自主」であり、「自首」ではないんですね。
歌詞後半に明らかになりますが、主人公はいじめられています。
いじめとは誰かからの支配であり、独立した状態ではありません。
後ほど解説する行為は、主人公の意志で、自主的に行ったものです。
タイトルにも深い意味が込められていますね。
いよいよ次から徹底解釈に移ります!!
「自主」の歌詞解釈
奈落へ突き落とした心情とは
あの子を奈落へ落としました
主人公が自分の罪を告白するところから始まります。
その告白もあっさりとしたもので、
なんの感情も感じさせません。
無表情で淡々と、あるいは軽々とした姿が連想されます。
続くのは、
「みんなあの子嫌いでしょ?」という言葉。
嫌いなら何をしてもいいという非常識な倫理観が読み取れる一文でもあります。
あの子の正体とは?
女王様気取りで足組んでさ
あの子とは以下のことから、クラスの中心人物だったことが窺えます。
- 女王様気取りで足を組む様子
- 輪になって取り囲む様子
主人公は周りから慕われていた、と評していますが、
実際は泥沼=そうではなかったとあります。
のちに解説するように、
いじめのターゲットになりたくないため、
仲間同士で蹴落とすようなグループだったのでしょう。
あの子との関係性
甘えた声振りまく愛想も
私にだけは悪意振りまくの
あの子は、人当たりの良い性格だったのでしょう。
周りにはいい顔をして、主人公だけには当たりが辛い。
この描写から、主人公だけが彼女からいじめを受けていたと読み取れます。
周りからチヤホヤされているから、
自分が人気者だと勘違いしてしまっていた。
実際には主人公を狂気に走らせるほど恨みを買っていたというのに。
主人公の蛮行は、彼女にとって想定外だったのでしょう。
百合の花瓶と仮面たち
机に置かれた百合の花瓶と
悲しげなふりした仮面たち
机の上に花瓶が置かれている、というのは
亡くなった学生への追悼を表します。
転じて、「死ね」という意味で学校内でのいじめにも使われるようにもなりました。
ここでの意味はいじめではなく、本当に追悼の意味で置かれていたのだと思います。
仮面とは、あの子の取り巻きたちのことでしょう。
あの子がなんらかの形で亡くなり、追悼中の教室内。
クラスメイト(仮面)は悲しんでいるふりをしている。
実際には悲しんでいないのでしょう。
クラスにとって絶対的だった存在(あの子)がいなくなり、
次はどうしようか?と考えているのです。
だから悲しむことすらできないのです。
グループの中がごちゃごちゃとする中、主人公が手を挙げました。
「はい!私がやりました!」
仮面たちの唖然とした表情が目に浮かびます。
あの子の末路
可哀想で無様なその末路
あの子は主人公にあやめられたのでしょう。
奈落へ落としましたとありますが、これも直接的な意味に読み取れます。
つまり、あの子に呼び出された(呼び出した?)主人公が、自主的にあの子を高所から落下死させたのです。
可哀想で無惨な末路とは、落下の衝撃で破壊された肉体のことでしょう。
末路を知っている=主人公がやった
主人公の告白が妄想ではないということの証拠となります。
次は誰の番?
自首したって許しはしない
主人公の蛮行が露わになると、仮面たちは顔色を変えます。
なぜなら、仮面たちもいじめを笑ってたクズだからです。
主犯格だったリーダーがあやめられた。
どうやらまだ根に持っているらしい。
こうなると、次の標的は実行犯だった人=仮面たちです。
続いて主人公は、「自首」しても許しはしないと告げます。
絶対に許さない、と。
形勢が逆転した瞬間です。
きっと、ここから醜い蹴落とし合いが始まることでしょう。
主人公はその諍いを冷ややかな目で見ながら、絶対に許すことはないのです。
ここから主人公の反撃が始まるのです。
自首ではない
余談ですが、主人公の行動は一貫して自主の字が。
仮面たちの行動は自首の字が使われています。
この明確な使い分けに隠された心理を読み取ることができます。
主人公の自主は減刑を求めたものではありません。
むしろ主の字を使うことで、「復讐が自分の意志である」ということが強調されています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回はロスさんの「自主~はい 私がやりました~」を歌詞解釈させていただきました。
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