現役の音楽クリエイター達がミックス依頼を承ります♪♪

【歌ってみた・MIX依頼の定番】有名歌い手やプロも利用

【元は蜘蛛?】「紗痲(シャマ)/煮ル果実」を徹底的に解釈

更新日:

煮ル果実さんの曲「紗痲(シャマ)」の曲名や歌詞、MVにはどんな意味が込められているのでしょうか?

今回は紗痲に込められた意味について徹底的に解釈していきます。

「紗痲(シャマ)」とは?

∴flower『紗痲』【Official】

"紗痲"曲名の意味

紗:
生糸の織物の一種。(生糸とは、蚕(カイコ)を含めた虫から取れる糸)
由来:生地が少ない衣=うすぎぬ

痲:
"痺れる"という意味。例えば痲痺(マヒ),痲酔(マスイ)というように使う。

●生糸の織物の1種を表す""
●痺れるという意味の""

この2つを掛け合わせて紗痲(シャマ)という曲名が完成します。

紗は蚕(虫)から取れる糸のことで痺れさせるという意味の""

この2つを掛け合わせると虫と糸、痺れというワードが出てきます。

そこから曲名は「蜘蛛」を示していると考えられます。

生糸といえば蚕ですが、蚕より蜘蛛の糸の方が優れているとも言われていて、採取を含めると実現は難しいため蚕が優先されているだとか...

蜘蛛を含めた昆虫の世界では、オスがメスに食べられてしまうことがよく見られます。

実際にMVでも、男性が女性に騙されて囮にされるようなシーンが描かれています。

女郎蜘蛛が元となっている?

曲名は「蜘蛛」を描いているのではと解釈しましたが、

曲を聞いている方は、MVには女性が優位になって男性がどんどん罠にはまっていく状況が描かれているとなんとなく理解していると思います。

そこで該当する蜘蛛が1匹います。それが「女郎蜘蛛」(ジョロウグモ)です。

「女郎蜘蛛」の名前の由来は、遊郭の女郎からきていると言われています。

華やかで艶やな蜘蛛で、オスを食い物にするような生態が遊郭の女性に例えられているのではないでしょうか?

紗痲でも、牢獄に女性が入っている状況で遊郭の関係にも似ていて、

囚人の服も蜘蛛の横縞にそっくりですよね。

また女郎蜘蛛の腹部にはショッキングピンクの模様がついています。(MVの色と重なります)

(女郎蜘蛛の写真はショッキングでしたので、割愛します...)

女郎蜘蛛の残酷な愛

ジョロウグモのメスは、目が悪く巣にかかったものは全て獲物として食べてしまうそうです。

もちろんオスも例外ではなく、メスよりもオスは体格が小さいため交配に近づいても食べられてしまうそうです。

余談が増えてしまいましたが
それでは歌詞解釈で詳しく考察していきます。



紗痲(シャマ)」歌詞解釈

運命の赤い糸と嘘?


Youtube:「∴flower『紗痲』【Official】」より

「横縞纏う囚人ファム・ファムタール」

ファム・ファムタール:
赤い糸で結ばれた「運命の女性」。男を破滅させる「魔性の女(悪女)」

ファム・ファムタールは両極端の意味を持つ言葉です。

MVでは段々と主人公の男性(看守)が、囚人の女性に惹かれていくことがわかります。

囚人の女性は「運命の女性」なのか「魔性の女性」どちらなのでしょうか?

「夜な夜な酔な火遊びで縊死する」

主人公は囚人と一緒に火遊びをしてしまう。

ここでいう火遊びは単なる遊びではなく、男女の付き合いだと想像できます。

縊死は、首をくくって命を絶つことを意味します。

看守が囚人と恋に落ちるのは、自分自身の首を絞めることとなります。

MVでの主人公は、まだ恋に落ちてはおらず看守としての役目を果たす姿が描かれています。

囚人と看守の間には、印象的に格子が描かれてることからも、2人の距離はまだ遠いことがわかります。

懐柔されていく看守

【歌詞の意味】
・乾坤一擲:運を天に任せた大勝負。
・サレンダー:放棄、自首
・誑す(たらす):上手く言葉で誘い込んで騙す

乾坤一擲は、大勝負。大勝負というのは女性(囚人)の脱獄だと解釈できます。

それを実行するために、看守を懐柔しようと垂らし込もうとする囚人の姿が表れます。

実際にMVでは、可愛く猫のように擦り寄りつつも裏の顔が見え隠れするシーンが描かれます(00:36)

MVでは囚人に対する看守の表情が少し解けてきていることがわかります。

囚人に少しずつ、魅了されていっています。

囚人と看守の関係性

【歌詞の意味】
・フール(fool):愚か者。騙される人。

囚人からの愛は上辺だけの感情だと主人公は理解している様子だけど、わかっているのに惚れてしまった、だから自分は愚か者だと歌詞で表現されていて、

サビでは、看守の目線の感情が描かれています。

『話したいこともない』って言うからそこで護身だと気付いたの

「話したいこともない」と言ったのは、囚人の女性です。

看守がその言葉に対して「護身だと気づいた」といっているのは

囚人の「本心をさらけ出さないこと」話したくない本音があることだったり、

囚人からの好意はあるけど、本当の意味で看守に対して気持ちがあるわけではないということを勘付いている状況を示唆しているだと解釈できます。

好きの感情を肯定してしまったら、主人公の看守の立場は危ぶまれる。

看守は、好きと立場の狭間に揺れている状況だと解釈できます。



看守と囚人2人の名前


Youtube:「∴flower『紗痲』【Official】」より

Clay Pool:看守
clayは粘土。poolは水溜りを意味しています。直訳すると泥水、泥沼。

▼KALMIA:囚人
kalmiaは「アメリカシャクナゲ」という花の英名です。
花言葉は、"優美な女性"

「看守は泥水。囚人は美しい花。」

花は土や水から養分を吸い取って美しく咲き誇ります。

2人の関係性や立ち位置が示唆されている名前だと解釈できます。

紗痲になった暗い過去


Youtube:「∴flower『紗痲』【Official】」より

間奏の際にMVの中で一瞬だけ、囚人の女性が幼かった時の映像が映し出されます。

少女は、ボロボロの服を着て十字架を持って泣いています。

あまりいい生活を送れていなかったことや、何か辛い状況に幼少期に合っていたことが推測できます。

現在囚人として捕らえられていることからも、貧しくて犯罪に手を染めるしか生きる術がなかったと解釈できます。

負けた看守

布石をいけず石のようにおいた馬鹿

看守は理性と本能の間で闘った結果、囚人に落ちてしまいます。

歌詞に布石を石のようにおいた馬鹿とあるように

布石(対局の初めにおける石の並べ方)をおかずに、やりとりに負けたとわかります。

「お頭が軽い方に軍杯を上げた 」という歌詞があることからも、本能が勝ってしまったと解釈できます。

騙された看守

ラストのサビの歌詞に変化があります

①「話したいこともない」→「離したい訳がない」→「話せないこともない」
②「僕はフール」→「僕はヒール」

①については、段々と囚人が心を開こうとしているところが描かれていたのではないでしょうか?

そこで「誤審」という言葉があることからも、囚人が本当に看守に求めていたものが違っていたのではないでしょうか?

実際に看守に向けている囚人の表情は騙すだけではなく、悲しさだったり意味深な感情が含まれています。

隠された秘密

「Clay! kissed me! That's Didisgusting」

「クレイが私にキスをした。なんておぞましい」その言葉が一瞬MVに出てきます

この文だけ見ると囚人は看守に対して嫌悪を抱いていることがわかります。

「邪見透かされて まるで犬」の歌詞があることからも、結局看守もそこらへんの男と変わらなかった。

そういうことなのでしょうか?

MVでは最後、看守と囚人が入れ替わって女性には逃げられてしまいます。



MVの中で女性的になっていく看守の理由

【MV初期】


Youtube:「∴flower『紗痲』【Official】」より

【ラスト】


Youtube:「∴flower『紗痲』【Official】」より

MVを見ているとわかると思いますが、MVの中の男性が段々中性的になり、女性的になります。

これは、最初にお話しした女郎蜘蛛のメスとオスの関係が成り立っていくことが描かれているのではないでしょうか?

女郎蜘蛛にとっては、メスが体格が大きくオスの方が体格が小さい。

そしてメスに食べられてしまう...

まとめ

楽しそうなメロディの裏では、男と女のやりとりが隠されていて

女性の暗い過去も垣間見えるような内容でした。

男性と女性の立場が性別を含めて逆転したり、女性が感情をひた隠しにする状況など意味深なシーンがたくさんありました。

解釈の後に、ぜひまたMVも観て観てくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

MIXでお困りの方はSoundTreatmentにお任せください♪

▼CDの用な音質で作品を仕上げたい
▼他の歌手や歌い手とクオリティーで差を付けたい
▼再生数が伸び悩んでいる

ピッチ補正やコーラス加工・エフェクトもお任せで実現可能!
音に関するリクエストは全てお応えします♪

歌ってみたやボカロ曲のMIXやオリジナル曲・バンドMIXまでお任せください♪

MIX依頼の詳細はこちら♪

Twitterフォローで最新記事をお届け♪

SoundTreatmentの更新情報、キャンペーン。MIX師の呟きをチェックしよう!

▼Twitterフォローはこちら♪
 

注目カテゴリー 歌ってみた 機材 歌詞解釈


  • この記事を書いた人
  • 最新記事
ポン太(読者ライター)

ポン太(読者ライター)

ボカロマニアの読者ライターです! (※記事は一部SoundTreatmentで加筆・修正している場合がございます)

Copyright© 【歌ってみた・MIX依頼の定番】有名歌い手やプロも利用 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.