こんにちは!
今回はニコニコ動画などでもバズっている大注目ボカロPのユリイ・カノンさんが3日前にリリーズした最新曲「ばけものぐるい」の歌詞解釈を書いていきたいと思います!
あくまで僕の解釈で「ばけものぐるい」の解釈を進めていきます。「ここの解釈違うんじゃない?」などのご意見沢山お待ちしています!
目次
新曲「ばけものぐるい」2018/07/17
作詞・作曲:ユリイ・カノン
ユリイ・カノンさんの最新曲は公開からまで3日ですが、再生回数はすでに3万回を超えています。ユリイ・カノンの狂ったように美しい動画や曲には毎回すごく魅せられます。
「ばけものぐるい」はMVも和風でミステリアスで不思議な感じがたまらないです。曲も中毒的な歌詞や曲調が癖になります!
ユリイ・カノンさんは2015年にデビューしてから4作目の「おどりゃんせ」で爆発的なヒットでニコニコ動画の殿堂入りをしました!ユリイ・カノンさんの独特の世界観に魅せられてるファンが多いんじゃないかと思います。
ちなみに、動画編集もご自身でされているようで本当に多彩ですね!
「ばけものぐるい」解釈
「ばけものぐるい」とは?
「狂った九夏の怪談。」とのコメントが本家動画説明欄にある事から夏の話であると思います。
また、曲を解釈していくと日本の生贄の文化だったりを批判する曲なんじゃないかとも解釈できます。そんな「神」や「ばけもの」など見えないものを頼る弱い人間を「ばけものぐるい」と表現しているんじゃないかと曲を聴いていくと解釈できます。
また、曲の始まりと共に「空を多い尽くす灰色の雲の向こう」「幽霊塔から彼女は見ている」の文字が暗転して一瞬見えます。
灰色の向こうは異世界を意味し「幽霊塔」は魂が集まる塔を意味すると思うのですが、「幽霊塔」という題名の翻訳小説が日本にはあります。この小説の元となっている小説の名前が「灰色の女」という題名であることから小説「幽霊塔」を意味しているんじゃないかと解釈できます。
生贄になる少女
「九夏」とは、九旬の夏の意味で、"夏の九十日間"を示します。「逢魔(おうま)が時」は夕方の薄暗くなる時間帯で、昼と夜の移り変わる時刻を意味します。 別名「黄昏(たそがれ)どき」とも言われていて妖怪や魔物に遭遇する時刻とも言われています。
傀儡(かいらい)は操り人形を意味します。また「ちゃんちゃらおかしい」とは「非常に滑稽な事」を意味します。
傀儡(操り人形)が昼と夜の移り変わる時刻である黄昏時に誰かを選んでいる状況だと解釈できます。この事から口伝えのおかしい伝承により、「災禍の凶兆」(災いの前触れ)を避けるための何かの儀式が行われるんじゃないかと解釈できます。
「少女」が現れる事からも、その儀式は生贄を必要としているんじゃないかと解釈できます。
狂った「かくれんぼ」
生贄の少女が「もういいかい もういいかい」出てきてくださいと鬼に声をかけるが出てきてはくれない。ここでいう鬼はかくれんぼに例えられているんじゃないかと解釈できます。
しかし、本来「もういいかい」というのは鬼の方である事から狂った状況を描くために表現されているんじゃないでしょうか。
「手弱女(たおやめ)」のしとやかな少女が怪物を呼ぶ声と儀式で舞う炎の音が聞こえます。
「懸けまくも畏き」は口に出して言うのもおそれ多いことを意味します。また「大御神」は二重に褒め称えた言葉で、大御神と呼べるのは「天照大御神」「伊邪那岐大御神」「迦毛大御神」の三神です。
だから、神様に対して少女が呼びかけているんだと思います。
地獄へようこそ。
「怪奇」はあやしく不思議なことを意味する事から「華やいだ怪奇の世」は儀式によって別世界に通じたことを意味するんじゃないかと解釈できます。
先程までの歌詞では"大御神"と讃えていたのに"化物"と表現している事から、大御神は本当の意味での天照大御神を表すような言葉ではなく、この歌詞では"化物"を呼び出すために尊敬を表すことに使ったのだと解釈できます。
「泥犂(ないり)」は地獄や奈落を意味します。この世は地獄であるという意味なんでしょうか。
ばけものぐるい"婚約"
儀式によって「百鬼の群れ」を呼び出し「災禍」をなくす。「蛙鳴蝉噪」は騒がしいだけでなんの役にも立たないことを意味する事から、役に立たないもの(人)を化物たちが蹴散らして行く様子を示してるんじゃないかと思います。
ここのMVでは「白無垢」の女性が描かれています。「無垢」とは汚れの無い純真を示します。また白無垢は結婚式でしか使用されない事からも、生贄の無垢な少女は百鬼がこの世に来たことによる災禍を止めるために"化物"に嫁がされるんじゃないかと解釈できます。
"ばけものぐるい"になれと
この歌詞のシーンは回想シーンなんじゃないかと思います。
毎日毎日人が百鬼によって亡くなっていく。そして主人公はこれを止めるために生贄になれと言われたがその現実を認めたくない主人公に対して子供の「泣きじゃくる声」などが現実へ引き戻していくんだと思います。
「訝(いぶか)る」は様子がどうも変だと思ったり、不審がることを意味します。主人公は不審がることも許されずに幻想だと思いたいような現実に飲み込まれていくんじゃないかと解釈できます。
生贄の宣告
少女が着ている「襦袢」は和服における"下着"を意味する事や父と母が対照的に「祭服」を着ていることから父母との対照的な状況を示し、少女がもう逃げられないことを意味するんじゃないかと思います。
「その四肢 双眸 髪 すべて 贄せよ」と父と母に泣きながら宣告されます。
全ては天命
「死生有命」は人の生死は天命で決まっていて人の力ではどうすることも出来ないことを意味する事から、自分はこれが運命だったと主人公は悟っている(諦めた)んじゃないでしょうか。
冥い(暗い)迷うような道の奥から「九夏の怪談」=「ばけもの」が近づいて着ていることを意味します。
"ばけものぐるい"世界は狂っている
「さあ人間 赦しを乞え」と人間に対して、罪悪感を感じろといっているんじゃないかと思います。
●糜爛(びらん):ただれくずれること。
●神罰(しんばつ):神が下す罰。
●盈虧(えいき):栄えたり衰えたりすること。
●濫觴(らんしょう):物のはじまり。
主人公はこの世の無常をいっているんじゃないかと思います。たとえ神を呪ったとしても変わらない自分の定めは少女だけではなく、全員がそうであって、神を呪っても変わらないんだから、自分が変われよといったメッセージなんじゃないかと思います。主人公が「ほら また目を背けて」と最後にいっている事からもそう解釈できます。
こんにちは! どうもALEX-TUNEこと"アレク"です!だんだんと暑くなって来ましたね! 今回は僕が大好きなボカロPのEveさんの最新曲"トーキョーゲット"の解釈を書いていきたいと思います!今回は動 ... こんにちは! どうもSoundTreatmentのMIX師ALEX-TUNEこと"アレク"です!みきとP今月2曲も出してますね!「Platonic Girl」と「少女レイ」どちらも曲調は全然違いますが ...【少年の闇の真実】Eve"トーキョーゲットー"歌詞解釈
【MVに隠された秘密とは?】みきとP"少女レイ"歌詞解釈してみた
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
美しくも悲しい物語でしたね。でも実際に生贄は存在した事だから狂っているけどそうとも言えないですよね。何かに縋りたくなることは誰しもありますからね。
あくまで僕の解釈で"ばけものぐるい"解釈してみました!
MIXでお困りの方、お任せください♪
SoundTreatmentでは、プロアマ問わずMIXで宅録のクオリティーUPのお手伝いをしています!
メジャー流通のアーティスト、100万再生越えのYoutuber、有名歌い手などを手がけるエンジニアがMIXを担当します。
年間500件近くのアーティストを担当し、多くの方から好評を得ています。
初心者の方でも、有名歌い手やプロの歌手と同等のMIXが可能ですよ!
\\いまなら初回2000円OFFキャンペーン中//
こんなことができます◎
・音程やリズムを正確に補正してもらえる
・メインの歌からハモリを生成しリッチな仕上がりに
・市販のCDのような高音質な音質、声質に加工してもらえる
ピッチ補正やコーラス加工・エフェクトもお任せで実現可能!
歌ってみたやボカロ曲のMIXやオリジナル曲・バンドMIXまでお任せください♪
Twitterフォローで最新記事をお届け♪
SoundTreatmentの更新情報、キャンペーン。MIX師の呟きをチェックしよう!