こんにちは!
どうもSoundTreatmentのMIX師ALEX-TUNEこと"アレク"です!だんだんと暑くなって来ましたね!
今回はヨルシカの透明感溢れる素敵な曲「雲と幽霊」の歌詞解釈を書いていきたいと思います!
あくまで僕の解釈で「雲と幽霊」の解釈を進めていきます。「ここの解釈違うんじゃない?」などご意見沢山お待ちしています!
目次
ヨルシカ最新曲「雲と幽霊」2018/08/13
作詞・作曲・編曲:n-buna
Vocal:suis
本日公開された「雲と幽霊」は透明感ある声やメロディ、MVが本当に素敵な一曲です。
ヨルシカは、2017年に結成された二人組バンドです。n-bunaさん、suisさん、をメンバーとしています。
全曲の「ただ君に晴れ」はYoutubeでは500万回以上再生されていて、まだ結成して1年も経っていませんが物凄い注目されているバンドじゃないかと思います。
また、ヨルシカ結成前の2017年以前は初音ミクやGUMIなどボカロ曲も多数リリースしています。
その中で「透明エレジー」は200万回以上の再生回数があります。聞いたことのある方も多いんじゃないでしょうか。
「雲と幽霊」歌詞解釈
「雲と幽霊」
ヨルシカの由来曲となっている「雲と幽霊」ですが、後ほど詳しく書きますがある歌詞のフレーズが由来となっているそうです。
そんな「雲と幽霊」は亡くなってしまった少年と少女を描く美しくも切ない話になっています。
そして驚くべきことが、歌詞とMVの進み方が真逆になっています。つまりMVが逆再生になっています。
一度解釈を読んだ上で曲を全て見ると面白い発見があると思います。
また、「雲と幽霊」とヨルシカさんの2016年に公開された「言って。」という曲が話に繋がりがあります。
そちらに関しても最後にご紹介します。
「君」は誰?
「幽霊になった」ということは、少年はこの世からいなくなってしまったことを意味します。
「明日遠くの君を見に行く」と歌詞にあるように、今は君の近くにいないことがわかります。
「君」は誰か?に関して
彼女や家族、友人など色々な解釈ができますが、MVの最後のシーンで少年と同じ歳ぐらいの少女の後ろ姿が見えることから、「愛する女性」だと考えられます。
遠い距離であることから、少年は雲の上の「天国」にいるんじゃないかと推測できます。
「その後はどうしよう きっと君には言えない」少年は君のことをみた後に何をしようと悩んでいる少年を表していると思います。
しかし、少年はもう少女から見えることはないから「きっと君には言えない」と少年の言葉は伝わることはないことを意味しています。
少女に「言えない」より「聞こえない」んじゃないかと思います。
誘蛾灯(ゆうがとう)
幽霊になった少年は、夏の終わりの少女を見にいきます。「六畳の地球」は地球はちっぽけなことを比喩しているんじゃないかと思います。
死後の世界に比べて狭いことを意味しているのでしょうか?
歌詞にある「誘蛾灯(ゆうがとう)」は、夜に蛾や虫をおびきよせて、駆除する装置の灯火を意味します。
少年が愛する少女は、木の下のバス停で涼みながら石を蹴ります。彼女のやるせない気持ちがこのシーンに現れているんじゃないかと思います。
また、MVの映像に「Gamla stan」の文字が出て来ます。このガラムスタンはスウェーデンのストックホルムの旧市街地の名称を意味します。
「古い町」を意味し、「橋の間の街」とも言われています。
MVの中では、世界中を見て回った後に生まれの故郷に戻っています。
歌詞にもあるように「明日遠くの君を見に行く」ことから、気持ちの整理をするために遠回りしているんじゃないかと思います。
赤い糸
少年自身は亡くなってしまったから、もう誰からも見えない存在になってしまいました。
だけど、少年が生きていた証や思い出は少女の中にあるんだよ。と歌詞に少年の想いが表現されているんじゃないかと思います。
また、MVでは歩いていた少年が一度立ち止まって空を見上げたり、「赤い糸」が映像に出て来ます。
「赤い糸」で、少女との"繋がり"が表現されているんだと思います。
僕を忘れて。
少女が座っている横に少年も座ってみるけど、幽霊の少年は少女と言葉を交わすことも触れることもできません。
「雲は高いね だからさ、もういいんだよ」と少女に話しかけます。少年がいる場所は雲よりはるか高い場所にあって、少女とはもう会えません。
だから、少女が少年との思い出に浸らないで前に進んで欲しい。そんな少年の想いが込められているんじゃないかと思います。
ちなみに、MVでの景色は「Stockholm」の文字が出てくることから、まだスウェーデンに少年はいます。
全て逆再生
少年は前の描写で少女に会っていることから、少女に会った次は少年が生きていた時の景色を見にいきます。
そして一通り見終わった後に、少年は歩き疲れてベンチで座りながら「自分は何で歩いてたんだろう」と疑問に感じます。
また、02:28のところのMVに注目していただきたいのですが、レンガが落ちるのではなく元に戻るシーンがあります。そのことから、MVは世界を回ってから少女の元に行くのではなく少女の元に行ってから世界を回っていることがわかります。
たとえ君が僕を忘れても
少年の記憶が薄れても、少女の声が聞こえなくなっても、そして少女が少年のことを忘れてしまったとしても、少年は少女のことずっと見守るから
そんな想いが歌詞に込められているんじゃないかと解釈できます。
雲と幽霊の関係
少年の切ない気持ちとは裏腹に空は晴れています。
「このままずっと遠くに行けたらいいのにな」と悲しい気持ちを忘れたら楽なのかな、とそんな想いがあるんだと思います。
でも、少年は少女とのキラキラした思い出は忘れることはできないから切ない想いに浸っています。
「夜しかもう眠れずに」はバンド名の「ヨルシカ」にかけているんじゃないかと思いました。
調べたところ、バンド名が「雲と幽霊」の「夜しかもう眠れずに」の歌詞から取られているそうです。(Wikipediaより)
ちなみに間奏の間にも、飛んでいる鳥の方向が逆なので見てみるといいかもです。(03:44から)
花の意味とは?
(※一度解釈した部分は割愛させていただきます。)
少年は、少女が思い出の場所にいるところを見ます。そこで、少女が少年を忘れられないままでいる様子を眺めています。
そんな少女を見て、少年は「もういいんだよ」と少女に伝えようとしています。
「きっと君には見えない 」もう少年は少女に寄り添うことはできないから、ずっと見守っているから少女の人生を歩んで欲しい。と言っているんだと思います。
少女が座っているバス停の横にある木がMVの中で何度もそっと出て来ます。
この木は何の木か調べたのですが、「サルスベリ(百日紅)」なんじゃないかと思います。
コメントでも、百日紅で合っているんじゃないかとのコメントを頂きました。
最後の花を百日紅と言っていた気がします。
それに負け犬にアンコールはいらないに収録されている「爆弾魔」にも、「青春の全部に散れば咲け 散れば咲けよ百日紅」という歌詞はで加賀千代女という江戸時代の歌人の作品からの引用もされているので、合ってるかと思います。
花言葉はあんまり曲に合わない感じがしたのですが、「百日紅」の名前の由来を探してみるといかとなることからも曲の世界観に合っているんじゃないかと思います。
サルスベリの言い伝え
ある王子が恋人に百日後の再会を約束して旅立ちました。しかし、王子が戻るとすでに恋人は亡くなっていました。そして、恋人が埋葬された場所からサルスベリが生えたといいます。
(引用:花言葉-由来「サルスベリの花言葉」)
ヨルシカ「言って。」との繋がり
ヨルシカさんの曲は繋がりがあることがあると聞きますが、2017/06/28に公開された「言って。」の曲とも繋がりがあるんじゃないかと言われています。
"雲と幽霊"は、亡くなってしまった少年の気持ちを描いたものだと解釈できますが、
"言って。"は、取り残された少女の気持ちを歌った曲になっています。
少年がいなくなってしまったことはわかっているけれど、ちゃんと言って欲しいよ。と言っている少女の気持ちが表現されています。
ぜひ"雲と幽霊"を聞いた後にでも前にでも「言って。」聴いてみてください。
すごく切ない気持ちになります。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
あくまで僕の解釈でヨルシカ"雲と幽霊"解釈してみました!
MIXでお困りの方、お任せください♪
SoundTreatmentでは、プロアマ問わずMIXで宅録のクオリティーUPのお手伝いをしています!
メジャー流通のアーティスト、100万再生越えのYoutuber、有名歌い手などを手がけるエンジニアがMIXを担当します。
年間500件近くのアーティストを担当し、多くの方から好評を得ています。
初心者の方でも、有名歌い手やプロの歌手と同等のMIXが可能ですよ!
\\いまなら初回2000円OFFキャンペーン中//
こんなことができます◎
・音程やリズムを正確に補正してもらえる
・メインの歌からハモリを生成しリッチな仕上がりに
・市販のCDのような高音質な音質、声質に加工してもらえる
ピッチ補正やコーラス加工・エフェクトもお任せで実現可能!
歌ってみたやボカロ曲のMIXやオリジナル曲・バンドMIXまでお任せください♪
Twitterフォローで最新記事をお届け♪
SoundTreatmentの更新情報、キャンペーン。MIX師の呟きをチェックしよう!