10月23日に公開されたAdoさんの「うっせぇわ」という楽曲をご存知でしょうか?
タイトルが一目見たら絶対に記憶に残ってしまうほどのインパクトがありますよね。
驚異的な高い歌唱力と歌声を持つAdoさんと、中毒性の高い楽曲を生み出すsyudouさんのコラボ楽曲となっていて
きっと歌詞には強いメッセージ性が込められている気がしてなりません。
今回はこの「うっせぇわ」について徹底的に解釈していきたいと思います。
目次
「うっせぇわ」とは
この「うっせぇわ」は今年10月23日、Adoさん17歳最後の日に公開された楽曲です。
作詞作曲はAdoさんがカバーをしてTiktokなどで大きくヒットした「邪魔」の作詞作曲者であるsyudouさんが担当。
そしてMVは煮ル果実さんやBIN、柊キライさんなど数々のボカロPの作品に携わっているWOOMAさんが制作していて
界隈の尖ったメンバーが勢揃いした作品となっております。
デビュー曲「うっせぇわ」のMVはWOOMAさんが作ってくれました。
明日の23日 20時からプレミア公開されますので、ぜひこのURLからリマインダー設定してください……https://t.co/gHlKsWp3wT
(私も19時半ぐらいからチャットに参加します) pic.twitter.com/zz0VTIscwO— Ado (@ado1024imokenp) October 22, 2020
こちらの楽曲はAdoさんのメジャーデビュー曲となっており、大きな話題を呼び
現在は再生回数300万回を超える程のヒットを見せています。
これだけのヒットを見せる「うっせぇわ」には一体どんな意味が込められているのでしょうか?
「うっせぇわ」とは
公開されました、よろしくお願いします!【Ado】うっせぇわ https://t.co/2b9AFixOhD @YouTubeより
— syudou (@tikandame) October 23, 2020
この少女が楽曲の中で周りにある「くだらなさ」について「うっせぇわ」と叫び皮肉り一刀両断していくストーリーとなっています。
現在18歳のAdoさんが歌うものなので10代の方達中心と思われるかもしれませんが、
歌詞を見てみると社会人も共感できる内容となっており、
コメントにも社会人と思われる方々のコメントがたくさん残されています。
しかし何について「くだらなさ」を感じ「うっせぇ」と叫んでいるのか。
楽曲の少女の目には何が映っているのか解き明かしていきたいと思います。
主人公について
少女のモデルはAdoさん
https://twitter.com/tomapocpo/status/1319597041509515264
https://twitter.com/tomapocpo/status/1322167325651472387
こちらがMVを担当したWOOMAさんのツイートになります。
MVの主人公である少女のモデルはAdoさんの様です。
そしてAdoさんのコテキャラと言われるイメージキャラクターがこちらになります。
【大事なお知らせ】この度、ユニバーサルミュージック様と契約されたAdoさんのイメージ・ディレクターとして活動のお手伝いをさせていただけることになりました。
大好きな人の晴れの舞台に共に立つことができて本当に嬉しいです。
詳しくは続報をお楽しみに! pic.twitter.com/Pfn7yHXNLg— ORIHARA (@ewkkyorhr) October 9, 2020
確かにキャラクターが似ている所がしっかりとありますよね。
WOOMAさんの方のキャラデザでは、Adoさんの歌声とsyudouさんの楽曲の鋭さなどの特徴を
更に詰め込み可視化させた様に感じます。
「うっせぇわ」歌詞解釈
正しさとは 愚かさとは
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まず頭で歌われるこの歌詞。
これらは一体何なのか分からせる、と歌っていますが
ここからは10代の刺々しさや周りにある「くだらない」ものを敵視している様子が伺えます。
このMVの主人公である少女の性格が一発で伝わってくるフレーズですよね。
ちっちゃな頃から優等生
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一番のAメロ部分は主人公の生い立ちなどが描かれています。
小さな頃から「いい子」で、世間でいう不良たちの様な「悪いこと」には触れず
それになる事もなく育ってきたことが分かります。
そんな生活だった為、ナイフの様に尖った思考回路は持ち合わせていないとのこと。
しかし「いい子」でいる日々に物足りなさを感じ、
これは一体何なんだと混乱する主人公。
その日々で感じていた「くだらない」ことに対するヘイトが溜まってきている様に感じます。
社会人じゃ当然のルールです
今の流行や経済の動きを把握し続けるのは当然のこと。
そんな風に叩き込まれている、純粋な気持ちで入社してきた新社会人たち。
これが社会人の当たり前で当然のルール。
それを皮肉る様にAdoさんは歌い上げています。
心なしかMVの主人公も「本当にそれが正しいの?」と問いかけている様にも見えますよね。
うっせぇうっせぇうっせぇわ
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「うっせぇわ」と弾糾する主人公。
社会の当然のルールを押し付けられ、精神や身体が疲弊いていってる様に周りからは見られて
「大丈夫?」なんて声を掛けられていると予想します。
しかし「別にあんたが思うよりずっと元気だから構わないで」と突っぱねているの様にも受け止められますよね。
あんたは分からないだろうし、分かって欲しいとは思わないなんて考えているのではないでしょうか。
主人公は小さい頃から優等生で自分自身は「出来る人間」という自信がある為、
最後のフレーズで「問題はない」と締めくくられているのも納得できます。
つっても私模範人間
優等生として育ってきた主人公は溜まってきた鬱憤を晴らす方法を考え始めます。
殴ったりする直接的な暴力がしたいわけではない為、別の方法を考えます。
「言葉による力」。
これは歌を通して想いを表現していこうと決めたAdoさんの気持ちを描いている様に感じます。
その後に続く歌詞を見ると、その言葉を向けているのは不平不満を垂れ流す周りの人ではないでしょうか。
少しづつ優等生から外れていく様子が分かります。
現代の代弁者は私やろがい
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(画像引用元:YouTube Adoチャンネル うっせぇわ)
サビ前のBメロではまた社会での最低限のマナーと言われる一部が歌詞になっています。
これもいつの間にかできた別にしなくてもいい様な「くだらない」必要な気遣い。
それに対しても主人公は「うっせぇわ」と一刀両断し、いい加減にしろと言わんばかりに叫びます。
きっとこういった事に「これはどうなんだろう」と感じている人も少なくはないはず。
それを代弁していくのは私だと主人公、そしてAdoさんは歌っています。
何回聞かせるんだそのメモリー
大サビ前半は一番と同じ歌詞になっていますが、では「何回聞かせるんだそのメモリー」などと歌っており
酒の場などで武勇伝などを仰々しく語る上司の姿が頭に浮かびますよね。
周りにいる部下は「何回目だよこの話…」と思いながら愛想笑いを浮かべているに違いません。
しかし主人公もそうやって愛想笑いをしてしまう側なんでしょう。
「アタシも大概」という歌詞が続くのも納得できます。
最後は世間でいう「常識」に雁字搦めになってしまうけど、大丈夫。
だってアタシ天才だし。
と「どうだっていい」と言い切っていることから、そう考えていることが伝わってきますよね。
きっと主人公はただ「常識」をぶち壊したいのではなく、中々崩すことのできない「常識」を理解しつつも
我が道を切り開いていく、と考えているのではないでしょうか。
最後に
今回はAdoさんのメジャーデビュー曲「うっせぇわ」について歌詞の解釈をさせていただきました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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