『歌う時の声質を綺麗にしたい』
『そもそもの自分の地声が汚い』
こんなふうに思ったことはありませんか・・??
・地声が汚い原因とは?
・地声は歌声に向いていない?
・理想の歌声を手に入れるためには?
この3つの観点から『地声や声質を綺麗にする方法』をご紹介します。
目次
地声が汚い原因とは?
無駄な力が入っている
声を出す際に、無駄な力が入っていると『地声が汚い』という印象になりやすいです。
脱力するということは歌の基本であり、声をよくする方法に直結します。
今日からすぐに実践できる脱力方法をお伝えします。
①準備運動を必ずする
ストレッチ、リップロール、呼吸のトレーニング等、準備運動をしっかりとすることで力みを和らげます。
②必要以上に声量を大きくしない
歌の中では、最大でも8割くらいの声を目指しましょう。
プロの歌手であっても、常に全力で歌っていることは声帯の疲労に繋がります。
③座って歌う
『立って歌う=正しい』と思われがちですが、かならずしもそうではありません。
椅子に深くかけ、肩の力が抜けている状態での歌唱を目指しましょう。
喋り声の延長で歌ってしまっている
普段の喋り声で、そのまま歌を歌ってしまっていませんか??
(分からないという方は、ぜひ一度自分の声を録音してみてください)
喋り声のまま歌を歌ってしまうと、大きな声を出すのに必要とされる筋肉が使われないので、
声が割れて結果的に『地声が汚い』という印象につながってしまいます。
・しっかりと腹式呼吸を用いて歌う
・ミックスボイスの概念を理解する
・声を共鳴させる
こういったポイントを抑えることが、声質を綺麗にすることに繋がります。
一見難しそうに見える内容ですが、一つ一つゆっくりと確認すれば、誰でもマスターできる内容です。
一緒に確認していきましょう!
地声は歌声に向いていない?
ミックスボイスをマスターしよう
地声だけで歌うということには限界があり、無理に声を出そうと思った時に『地声が汚い』という印象になります。
ミックスボイスとは、地声と裏声が混ざったような中間の声のことを差します。
「ミドルボイス」ということもあり、歌を歌う際には必ず必要といっても過言ではありません。
ミックスボイスを習得すれば、地声のような芯のある声の強さを保ちつつ、裏声のような柔かい高音域を出すことができます。
つまり、ミックスボイスによって、喉に負担をかけることなく声質が綺麗な状態を作れるのです。
ミックスボイスで声を出している時は、『喉を使っている』という感覚はありません。
楽に出せる発声方法だからこそ、声質を綺麗にする効果があり、声をよくする方法には最適です。
地声と裏声の違いを知ろう
地声とは?
地声とは、その人が持って生まれた声のことを差します。
会話をするときや、ふとした時に出る声は、地声が使われるのが一般的です。
地声は比較的トーンが低く、声帯や胸元に響きやすいという特徴があり、多くの場合張りや力強さがあります。
使い慣れている地声を使えば低い音を綺麗に響かせられる一方で、地声のみで高い音域を歌いこなすのはなかなか難しいものです。
地声だけで歌い切るのが難しいことから、声をよくする方法としてボイトレや発声トレーニング等が挙げられます。
裏声とは?
裏声は、声質が柔らかく、優しい響きになるのが特徴です。
息をたくさん流しながら柔らかい音質の声を作っていきます。
(手が寒い時に温かい息を出すイメージが近いでしょう。)
裏声を習得すると、高音でも喉に負担をかけずに歌うことができ、ミックスボイス習得にも繋がります。
使いこなせる音域が広がり、歌唱にも余裕が生まれるので表現力も上がります。
裏声と地声は、声を出すときに使う筋肉が異なります。
地声を出すときには声帯と声帯粘膜が共振、裏声に切り替えたときには声帯の筋肉の振動が停止し、声帯粘膜のみが振動した状態になるのです。
今回ご紹介している『ミックスボイス』は、地声の発声方法に少しずつ裏声の発声方法を加えていくことで習得ができます。
つまり、地声と裏声をしっかりとマスターすることがミックスボイス上達へと繋がるのです。
ミックスボイスをマスターしよう
①脱力
やはり一番大事なのは、体全身が脱力している状態を作るということです。
ここで言う脱力とは、身体に余計な力が入っておらずリラックスできている状態になります。
準備運動を終えた後、いきなり全力で歌うのではなく、リラックスしながら座って歌うことをお勧めします。
②腹式呼吸
ミックスボイスをマスターする上で、腹式呼吸は欠かせません。
具体的な腹式呼吸の説明をお伝えします。
⑴ 体の中の空気を吐き切る
⑵ 『肩を上げない』『お腹周りが膨らんでいる』という2点を意識しながら思い切り息を吸う
⑴と⑵を繰り返すことによって普段の呼吸法(胸式呼吸)から腹式呼吸へ、だんだんと変わっていきます。
もし無駄に力が入ってしまうようでしたら、すぐに練習をやめる、というのも一つの方法です。
歌唱時に息が足りていないと、苦しい声になったり、細い声になったりします。
これは第三者から聞いた時に、『地声が汚い』という印象になりかねません。
一見関係のなさそうな腹式呼吸ですが、声質を綺麗にするためだと思ってマスターしましょう!
③喉を開く感覚
喉を開く感覚をつかむには、『あくび』の真似をするのが効果的です。
鏡の前で、あくびをするときの口の形を作って、口の中を見てみましょう。
この時に、口が縦にしっかりと開いて喉の奥まで見えていれば、喉が開いている証拠です。
加えて、舌の位置が下がっているということも重要です。
試しに舌を上顎につけるイメージで、舌の位置を上げてみてください。
そうすると、息がしづらく少し苦し感じになりませんか??
(男性の方だと、舌と一緒に喉仏が一緒に上がってくるのを実感できるはずです)
多くの方が歌唱時にこの状態に陥りやすく、結果として声が割れたり、細くなったりと、地声が汚い印象になってしまうのです。
これを機に『喉を開く感覚』をマスターしましょう!
すぐにはできなくても、地声を綺麗にするということに必ず繋がります。
理想の歌声を手に入れるためには?
歌手の真似をしよう
『この人みたいに歌えたらいいなぁ・・』
そんな歌手の人を一人イメージしてみてください。
イメージができたら、今度はどのようにしたらその歌声に近づけるか?ということを考えてみましょう。
『声質』というところに限定すると、これはそれぞれ皆生まれ持った物があるので、
完全に再現するということは難しく感じてしまうかと思います。
ですが、同じメロディーや曲でも、『その人らしさ』というものを真似することによって、
イメージにグッと近づくことができます。
具体的には、下記のようなポイントを意識してみましょう。
参考とする歌手の人は、
『どういう表情で歌っているか?』
『どれくらいの声量で歌っているか?』
『どのような応用テクニック使っているか?』(例:ビブラート、エッジボイス、ウィスパーボイス)
一見ただの真似事に思えるかもしれません。
ですが、正しい発声方法を習得している歌手を徹底的に真似するということは、間違いなく声をよくする方法です。
また、今日のテーマである『地声や声質を綺麗にする』ということにも直結します。
健康的な声帯を保つ
カラオケを楽しむことや定期的な練習は歌の上達に欠かせません。
ですが、これから挙げることには注意をして練習を楽しみましょう。
・カラオケ利用時に飲酒・喫煙
・過度なカフェイン摂取
・過度な練習による、体力・睡眠不足
こういった日常習慣は、声帯のポリープや結節につながる恐れがあるので十分に注意しましょう!
最後に
今回は『地声や声質を綺麗にする方法』をご紹介しました。
どれもすぐに取り組める内容になっておりますので、
『歌う時の声質を綺麗にしたい』
『そもそもの自分の地声が汚い』
と感じる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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